ゴルフコースで言葉を交わす安倍晋三氏(左)とトランプ氏=米南部バージニア州スターリングで2019年4月27日(内閣広報室提供) 米連邦下院監視・説明責任委員会の民主党の委員は17日、共和党のトランプ前大統領が在任中の2017~18年に安倍晋三首相(当時)から贈られたゴルフのパターとドライバー(計3500ドル=約46万円相当)やエルサルバドル政府から贈られた等身大の肖像画が所在不明になっているとの調査結果を発表した。高額な贈答品は連邦政府の財産となり、受領者が保有するためには市場価格で買い取る必要がある。法律で定められた管理や売却の記録は残っておらず、公文書の私邸への持ち出しに続いて、トランプ氏の順法意識の欠如が浮き彫りになった。 17日公表された調査報告書によると、トランプ氏や妻メラニア氏、ホワイトハウス高官だった長女イバンカ氏と夫のクシュナー氏らは17~21年、外国政府首脳や高官から受け