左から私、毛利教授、前田課長 1)『大学のウソ』で書いたとおり、私は文系私立大学は、専任教員1人あたり学生数が40~60人という問題を解消しない限り、大人数講義が無くならず、どんな「改革」をしても根本的な教育の改善にはならないと考えています。しかし、専任教員が倍になるわけでもありません。ある種絶望しています。 2)そんななかで、マンモス私大の教育改革の切り札だと私が考えているのは、SA(スチューデント・アシスタント)制度です。いくつかの大学で導入が始まっていますが、最も先進的な事例だと私が考えるのは、福岡県の西南学院大学法学部です。この話を聞くために九州まで行きました。 3)西南学院大学法学部では、法学部上学年の学生がSAとして1年生の勉強をサポートします。「面倒見の良い」西南学院大学法学部基礎教育を支える、大事な制度です。現在は、「基礎演習SA」「図書館SA」「添削SA」「勉強会SA」「