デュルケームの社会思想を手がかりに、日本国憲法の核心原理である「個人の尊重」の現代的意義を明らかにし、憲法上の精神的自由を基礎づける新しい理論を提示するチャレンジングな試み。 多様な思想や価値観を有する個々人が真に「共生」できる社会の実現を図るためには、憲法13条に明記されている「個人の尊重」という理念は、不可欠なものです。異質性社会において社会の構成員の協働を可能にする唯一の精神的紐帯が「個人の尊重」であることを力強く謳った著者渾身の一冊。 第1部 人権論 第1章 功利主義と個人権論 第1節 功利主義 Ⅰ ベンサム Ⅱ ミル 第2節 個人権論 Ⅰ ノージック Ⅱ ロールズ Ⅲ サンデル 第3節 結論 第2章 異質性社会における「個人の尊重」という道徳 Ⅰ 社会と個人 Ⅱ 社会と道徳 Ⅲ 社会分業論 Ⅳ 社会的諸条件と道徳――社会の「正常態」・「病理態」 Ⅴ 結論 第2部 表現の自由 序
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