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2023年8月3日のブックマーク (2件)

  • 『自己啓発セミナー的空間の特殊性──一時性・瞬発性』

    就職の道を捨て文系修士課程に進学したはずが、研究者の才もなく博士進学を諦めやっぱり就職した営業マンの日記。 のつもりでしたが方針転換、拙稿「自己啓発セミナーの語られかた~集団内の自律と他律をめぐって」(2005年度修士論文)をアップします。 自己啓発セミナーの特徴は、その盛り上がりが瞬発的かつ一時的・である/に支えられている・と同時に、その場が「来の居場所」-ある程度の持続性を持つ場-として捉えられていくことである。論文においては、前者のような側面を<カーニヴァル>[鈴木 2005]として捉えた上で、それが同時に後者のような側面を持ち得るメカニズムと条件を検討していくこととする。 1.自己啓発セミナーの軽やかさ~カーニヴァル性 1980年代以降に登場してきた「予防としてのやさしさ」、つまりお互いに相手を傷つけないよう予防線を張るような関係が規範的となっている現代において[森 2000:

    contractio
    contractio 2023/08/03
    2005年11月23日。修士論文
  • ルーマンリスク論の再検討(科学社会学会) - 備忘録

    20年以上前の著作だが、もうすぐ翻訳が出るというLuhmann(1991)(リスクの社会学)を巡ってのシンポジウム。「ルーマン読み」だけが聴衆ではない前提での報告のため、『リスク論のルーマン』(2003)は斜め読み、ルーマンの諸著作もほぼ耳学問な私にも、しっかり伝わってくる内容だったので昨日は出席して良かった。 以下は、翻訳が出たら、ぜひ読んで解消したい疑問点メモ。 (1)帰責と法システム 決定者と被影響者の見方の違い、とりわけ帰責を巡る対立に着目し、それがいかにして生じるかのメカニズムを明らかにしようとする「第二次の観察」には意義深いものがあるだろう。しかし、来帰責を巡っては、正義・不正義という法(または倫理)の二値コードが関与してくはずではないか。今回の報告でそれが欠けているように思えた。というのも、法システムに重要な意味を持たせないで、決定者が「天災」を主張し、被影響者が「人災」を

    ルーマンリスク論の再検討(科学社会学会) - 備忘録
    contractio
    contractio 2023/08/03
    8年前。存在にいま気がついた。/どんな前提があるとこんな発想が出てくるのか想像つかなくて苦しんでいます。「本来帰責を巡っては、正義・不正義という法(または倫理)の二値コードが関与してくはずではないか」