平安時代に陰陽師として活躍した安倍晴明の肖像画が晴明ゆかりの京都市の神社で特別公開されています。 肖像画が特別公開されているのは、京都市上京区にある安倍晴明をまつった晴明神社で、京都府内の寺社や文化財を期間限定で公開する催しとして行われています。 安倍晴明は、暦や星の動きで政治の行方を予言したり、貴族の吉兆を占ったりした平安時代の陰陽師で、小説や映画などにも取り上げられ、人気を集めています。 「安倍晴明公御神像」は、ふだん、京都市の京都国立博物館に預けられており、今回12年ぶりに一時的に神社に戻されました。 縦がおよそ1メートル、横がおよそ60センチあり、えぼしをかぶり、白い狩りぎぬを着た晴明が鋭い眼光で星を見ている様子がうかがえます。 京都府長岡京市から訪れた40代の男性は「肖像画は色あせずにパワーがあって、実際に見ることができて感動しました」と話していました。 晴明神社での特別公開は1