岩波ホール、54年の歴史に幕 ミニシアターの先駆け―東京 2022年07月29日22時19分 最終営業日を迎えた「岩波ホール」が入る岩波神保町ビルの入り口=29日午後、東京都千代田区 知られざる世界各地の名作を上映し、ミニシアターの先駆けとして親しまれてきた東京・神保町の岩波ホールが29日、54年の歴史に幕を下ろした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経営悪化のためで、営業最終日に駆けつけた映画ファンからは閉館を惜しむ声が上がった。 50年超の歴史に幕 大谷、佐々木朗が「160キロ」―岩手県営野球場 岩波ホールは1968年に映画や演劇などの多目的ホールとして開館。2013年に83歳で亡くなった高野悦子さんが長く総支配人を務めた。74年、川喜多かしこさん(93年死去)と共に仏語で「映画の仲間」を意味する「エキプ・ド・シネマ」運動を掲げてからは、大手興行会社が取り上げない名作を上映する単館映画館
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