恩師というほど深い関係ではなかったかもしれない。しかし、それでも教授は “やるせない思い” を市橋達也容疑者に伝えずにはいられなかった。1979年1月5日、医師である両親のもとに生まれた市橋容疑者は、裕福な生活を送りつつ千葉大学園芸学部に入学した。そんな市橋容疑者と元・千葉大学大学院教授の本山直樹氏が出会ったのは園芸学部の道場だった。 教授は、「一緒に空手の稽古に汗を流しただけ」と市橋容疑者に対してあてたインターネット上の “手紙” に書いているものの、当時の市橋容疑者を思い出すと「君はいったいどうしてしまったのだ」と頭に浮かんでしまうという。 教授は11月8日、まだ市橋容疑者が逮捕される2日前に、インターネット上に『市橋達也君に告ぐ』として手紙を掲載。その内容は、教授の彼に対する気持ちが強く伝わるものだった。その手紙は、「君が整形手術の予約をインターネットでしたと新聞に載っていたので、も
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