心臓病や気管支ぜんそくを治療中の山形県内の80歳代女性が、接種後に抗生物質を服用し、アレルギー性のショックを起こして死亡した。女性は10年前から毎年ワクチンを接種し、同種の抗生物質もときどき服用していたが、ショックを起こしたのは初めてという。 今季のワクチンは新型と季節性のA香港型、B型の3種混合で、すでに約2500万人分を出荷。これまでの副作用報告は162人で、このうち重い副作用は今回を含め20人出ている。 昨季の新型ワクチンは約2100万人に接種され、133人が死亡。医師が「接種と因果関係がある」と報告したのは3人だが、いずれも後に否定されている。