世界初。カーボンナノチューブ、人の肺で見つかる2015.10.23 23:005,512 satomi 鼻から? パリ大学サクレー校がパリ市内のぜんそく児童64人の肺を調べてみたら全員、肺の中にカーボンナノチューブを持っていることがわかりました。人の体内からカーボンナノチューブが発見されたのはこれが世界で初めてです。 カーボンナノチューブは炭素分子が管状になった物質で、グラフェンのシートを筒状にぐるぐる巻きにしたようなもの。軽量で、導電性、強度、弾性に優れ、ナノテクノロジー、半導体、光学機器などの分野で特に人気が高い物質です。 パリ大学ではぜんそく児童64人の気管から採取した液体を調べてみたのですが、そこには全員ひとり残らずカーボンナノチューブがあったのだとか。うち5人は、肺の免疫細胞「マクロファージ(大食細胞)」からもカーボンナノチューブが発見されました。マクロファージは、気管から体に良
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