安全地帯設置問題(シリア) 2017年05月06日 20:34 シリアロシア ロシアとトルコとイランが合意したシリアの安全地帯(武力行使低下地域とか種々の名前で呼ばれているようですが、ややこしいので安全地帯という名前にしておきます)に関しては、下記のような種々の問題があるようで、そもそもまだ実施段階には入っていないはずですが、シリア人権網は、6日以降、これらの地域では武力行使が目立って低減していると評価している由。 ただし、反政府軍は、政府軍がハマとダラア近郊で、武力行使を拡大していると非難しているよし。 ・安全地帯は、将来のシリアにおける完全な停戦実現のための第1歩とされているが、その実施はまずはその地域の境界線を明確にすることから始まり、それができた後、6月4日(日)から実施されることとなっている ・安全地帯に含まれるのは、シリアの14県のうち8県で、その線引きを担当するのは保証国の3