スイス・ジュネーブ州で住民投票が行われ、最低賃金は時給23スイスフランとなった/Fabrice Coffrini/AFP/Getty Images (CNN) スイスのジュネーブ州は4日までに、同州の最低賃金を時給23スイスフラン(約2622円)に新たに設定する是非を問う住民投票を実施し、58%が支持して導入を決めた。世界最高水準の最低賃金額とみられる。 州内の労働者の約6%に今年11月1日以降、適用される。月間の収入額は、週間41時間の労働で4000スイスフラン(約45万6000円)をわずかに超える見通し。 各種の労組は新たな賃金水準に賛成し、貧困との闘い、社会融合の助長や人間の尊厳への敬意に寄与すると強調。労組の統括団体は女性が3分の2を占める3万人の労働者が直接恩恵を受ける歴史的な勝利とたたえた。 同州と隣国フランスの間を通勤で通う労働者連盟の代表は英紙ガーディアンの取材に、新型コロ
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