9月6日、BYD(比亜迪)の「シール」や長城汽車の「ファンキーキャット」といった中国製電気自動車(EV)が今、国際的な逆風にさらされている。写真は2021年3月、安徽省合肥のEV用電池工場で撮影(2024年 ロイター/Aly Song) [香港 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - BYD(比亜迪)(002594.SZ), opens new tabの「シール」や長城汽車(601633.SS), opens new tabの「ファンキーキャット」といった中国製電気自動車(EV)が今、国際的な逆風にさらされている。米国は中国から輸入するEVに適用する関税を従来の4倍となる100%強に引き上げ、欧州連合(EU)も一部モデルについて関税率を50%近くに変更した。明らかに次の標的となるのは、中国製のEV用電池だ。しかし西側にとって、この戦いを制するのはより難しいだろう。 中国は電池大国