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ブックマーク / column.chbox.jp (8)

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 「光の速さでケツからうんこ出したらどうなるの?」はもはや洗練されたSFの世界だな

    移転先 → http://kirik.tea-nifty.com/diary/ 仮定があって、仮説が立って、推論があって、展開するのは論理構造上欠かせない様式なのだが、いわゆる文系の再現性なき推論のあり方として典型的な、それでいて良質な議論がネット上に存在していたのは驚きである。 曰く、以下のスレッド。 http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2696.html 馬鹿ネタである。よくあるクソスレだ。ただし、文系が未来予測するために必要な議論上の技巧はすべてこのなかに凝縮されているように思う。何より、言い出しっぺのスレ主からして 「光の速さでケツからうんこ出したらどうなるの?」 である。充分すぎるほどの迫力のある仮定。来なら、光の速さでケツからうんこ出すために必要な諸条件から検討しなければならない。しかし、自由な発想は理系的かつ理知的な前提

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 貸金業問題は深い

    また微妙な話で恐縮だが、貸金業問題は今回の通常国会でもまた議論されることになるようなので、再勉強している。須田氏が取材を通じて得た事実を元に、様々な提言をしている新書を読んだりした。現場の状況はかなり良く分かってきているのだが、それの上位構造はいまだ分からないままだ。 『下流喰い―消費者金融の実態』須田 慎一郎・著 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063250/ バブル景気のときは、上位構造に都市銀行があって、あからさまに昭和の遺物的な事件師がいたり、政界のフィクサーがおられたり、霊的能力があるとされた料亭の女将が存在していた。あのころは私は学生だったので詳細は良く飲み込めていなかった。あとになって、「そういうことってありうるのか」という驚きをもっていろんなを読んでいたけれども、年を取ってある程度の世の中の仕組みが読み解ける

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 「ガンダム無双」制作が発表される

    いや、別にいいんですけど。 mixiで語り合っていたなかで申しますと「アンジェリーク無双」とか「ときめきメモリアル無双」とか「いっき無双」とか「マッピー無双」とか「ゼビウス無双」とか「エアマネジメント無双」とか「ゴルゴ13無双」とかいろんなアイデアが出ました。深夜の企画会議でありがちなネタですが、バンダイナムコとコーエーの間でどのような議論が行われてきたかを想像するのも楽しいです。 「そろそろうちも大変でして」 「おたくもですか。うちもですよ」 「無双で何かいいアイデアないですかね」 「うちのガンダムとかどうですか?」 「おお、ガンダム無双ですか。それはキラーだ」 「キラーですね」 「それで逝きましょう」 「では判子をここに」 ちょっとありえないと思うわけです。ガンダム無双。「乱売」の二字が頭をちらちらよぎります。確かに無双シリーズの行き詰まり加減は尋常ないですし、ブレ

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 小泉メルマガ発行で7億円はガセネタの模様

    首相官邸HP+メルマガで7億円はありえない、という検証のお話。 http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000178.html http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000177.html こうなると、随意契約で大盤振る舞いの費用計上で国民の税金無駄遣いでけしからんというわけで、社民党らしい動きだったのだが、要するに以下の文書を社民党が見落としていたものと思われる。 http://www.e-procurement-cao.jp/choutatsujouhou/passed/4_k03_20050610r.html この文書が概ね正しいと言うことであれば、Webサイトの構築が2.1億、メルマガの配信等の実施に1.3億が年間コスト。まあ、少し高いぐらいではないか。 なお、件における

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 徹夜明けでネタにマジレス

    今日も寝ていない。 ○ ドリコム、光通信と提携 via ネタフル http://netafull.net/business/016907.html いまだ時価総額300億ほどあるドリコムが光通信と提携。下げ基調であった株価が吹いております。忘れてる人も多いかも知れませんが、かつて旧クレイフィッシュが中小企業向け某サービスで光通信と一緒に仲良くやろうとしていたことを思い出し、涙が止まりません。頑張ってください(棒読み)。 ○ 『ウェブ人間論』 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610193/index.html 目次を読んで満腹感が達成できる逸品と思われる。これって対談なのだろうか? サイトが開設されていながら、各コンテンツはまだ未公開でおあずけ状態。ただ、版元が新潮社であることを考えると、ここで得た成功は人権蹂躙雑誌の原資になるわ

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - Mixiでネカマ大量発生の件

    いまどきMixiの登録者数が実数であると信じている馬鹿はGyaOの会員数が実数であると信じている馬鹿なみではないかと思うのだが、一応。 http://www.j-cast.com/2006/07/31002326.html 出会い系サイトに出資したネット系広告代理店の話もあるので、差し触りの無い範囲内で書くなら、少なくともこの業者は複数のプロバイダを使って何千個かのID(それもほとんど女性名義)を取得するツールを使っているとのことで、別にネカマが大量発生している現象のように見えていたとしても何らおかしくないだろうと。サクラ文章自動生成や、マイミク自動形成ぐらいまではやってるんじゃなかろうか。 普通に広告を出すよりMixiのトピックスからの誘導が結構効果的なんだということであるので、広告出稿先に悩む業界はセグメント化されたMixiの脆弱なフレームは使いやすいだろうし、常識的に日記やコミ

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 『ゲド戦記』が不評のようなのに商売人根性が炸裂し興行成績は優秀な件についての考察

    始めに断っておくと、試写会は逝かず、公開後も作品は観てない。なので、作品がどうであるかは語れない。というか、仮に観ていたとしても亀田さんの世界戦同様、意味のないあーだこーだ論になるので書かない。が、その周辺は何となく分かる。表題は『ゲド戦記』になってるが、別にこれは『日沈没』@TBSでも構わない。起こしている構造は似ているようだから。 言いたいことは、昨今どうも「瞬間風速型大作志向」が炸裂してそうな点。これは、私の周囲で『涼宮ハルヒの憂』にハマった某汐留の広告代理店の人が、アニヲタ以外にもブームを広げようと一般人に対し私的に奨励したところ「つまらん」という一致した反応を受け挫折した件と好対照である。かつて、『air』だったか名作18禁ゲームの非エロ映像作品にハマってた中堅作家が、同様に周囲に奨めまくってウザがられたのと大差ない。特定の層にガッチリとした人気を確保したタイトルが、マイ

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと

    判定に勝ったのは亀田さんで、負けたのは放送行政ということになります。 ここ二年、堀江氏が倒され、村上氏が潰され、三木谷氏がいろいろ取り沙汰されているのは何の目的があったのか、ある程度知見のある人であれば誰でも想像がつきます。我が国の重要な機能の一つ、テレビ局など放送業界を守るためでしょう。それも、アメリカ投資銀行経由や、タックスヘイブンを通して中国の資が日の放送業界の資を握って支配することに対して、官民一体となって敢然と抵抗しましょう、という話だったはずです。 ところが、日の捜査機関や情報機関が必死になって周辺事情を整理し、微罪でも何でもいいからとにかく摘発に漕ぎ着け、市場の透明性に先鞭をつけようとしている矢先に、今回の事件ですよ。 TBSは、三木谷氏からの買収に抵抗するために、各所調整のうえ、電通ほか各社からの資増強を仰ぎ、経営の独立性を確保する方向で努力してきたはずで

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