タグ

ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (93)

  • 【読書感想】パーティーが終わって、中年が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    パーティーが終わって、中年が始まる 作者:pha幻冬舎Amazon Kindle版もあります。 パーティーが終わって、中年が始まる (幻冬舎単行) 作者:pha幻冬舎Amazon 定職に就かず、家族を持たず、 不完全なまま逃げ切りたい―― 元「日一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉ 赤裸々に綴る衰退のスケッチ 「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。 何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。 この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。 喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――文より 若さの魔法がとけて、一回きりの人生番と向き合う日々を綴る。 僕がphaさんの著書を最初に読んだのは、このだったと思います(phaさんの初めての単著)。 fujipon.hatenadiary

    【読書感想】パーティーが終わって、中年が始まる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 (新潮新書 1044) 作者:三枝 玄太郎新潮社Amazon Kindle版もあります。 メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書) 作者:三枝玄太郎新潮社Amazon 事件記者になりたい一心で産経新聞に入社した著者は、現場での同業者たちに違和感を抱くようになる。なぜ彼らは特定の勢力や団体に甘いのか。左派メディアは、事実よりもイデオロギーを優先していないか。ある時は警察と大喧嘩をし、ある時は誤報に冷や汗をかき、ある時は記者クラブで顰蹙を買い、そしてある時は「産経は右翼」という偏見と闘い……現場を這いずり回った一人の記者の可笑しくも生々しい受難の記録。 僕は1970年代はじめの生まれですから、子どもの頃は「天皇の戦争責任」とか「核戦争で人類滅亡の恐怖」とか「共産主義が理想の社会をもたらすという思想」が、人々によって真剣に語られてい

    【読書感想】メディアはなぜ左傾化するのか:産経記者受難記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】イスラエル戦争の嘘-第三次世界大戦を回避せよ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    イスラエル戦争の嘘-第三次世界大戦を回避せよ (中公新書ラクレ 815) 作者:手嶋 龍一,佐藤 優中央公論新社Amazon Kindle版もあります。 イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ (中公新書ラクレ) 作者:手嶋龍一,佐藤優中央公論新社Amazon ◎内容紹介 パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルに5000発のロケット砲を放った。イスラエル軍も徹底した報復攻撃で応酬し、多数の死傷者が出ている。「病院」まで標的にするイスラエルの内在的論理は何か。インテリジェンスの大家二人は、ネタニヤフ首相と情報機関に生じた溝の深さを読み解き、ガザの地から上がった戦火は、核戦争のリスクを孕みながら推移していると警告する。この戦いに背後にいる米、露、中の音を見抜け!日は独自外交の道を探るべきだ。 外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一さんと、元外交官・作家の佐藤優さんの対談

    【読書感想】イスラエル戦争の嘘-第三次世界大戦を回避せよ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    カレー移民の謎 日を制覇する「インネパ」 (集英社新書) 作者:室橋 裕和集英社Amazon Kindle版もあります。 カレー移民の謎 日を制覇する「インネパ」 (集英社新書) 作者:室橋裕和集英社Amazon 【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】 いまや日のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。 そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか? どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか? 「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。 おいしさのなかの真実に迫るノンフィクション。 僕が住んでいる人口10万人にも満たない

    【読書感想】カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【映画感想】オッペンハイマー ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。 www.oppenheimermovie.jp アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞など7部門を受賞。 クリストファー・ノーラン監督の作品ということもあり、アメリカでの公開時から、日でも話題にはなっていましたが「原爆開発」という題材、「原爆の被害者たちが描かれていない」ことから、日での公開はずっと躊躇されていた作品です。 2024年映画館での鑑賞4作目。 公開初週の平日のレイトショーで、観客は20人くらい

    【映画感想】オッペンハイマー ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ルポ路上生活 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ルポ路上生活 作者:國友 公司KADOKAWAAmazon Kindle版もあります。 ルポ路上生活 作者:國友 公司KADOKAWAAmazon 2021年夏、オリンピックを横目にホームレスと共に生活を見つめた記録 果たして貧困とは何なのか? 2021年夏、オリンピックを横目にホームレスと共に生活を見つめた衝撃の記録。 一日七ホームレス!? 貯金ができるカラクリとは? 寝床探しから襲いかかる災害・犯罪の恐怖まで、家に帰らず2カ月間の徹底取材。 大阪・西成のドヤ街で暮らした日々をまとめた『ルポ西成』で鮮烈デビューを果たした著者が、《生活》の常識を根底から問い直すドキュメント。 東京の「ホームレス」は、どんな生活をしているのか? 吾ひでおさんの『失踪日記』を読んで、こんな感じなんだろうな、と僕はイメージしていたのですが、『失踪日記』が上梓されたのは2005年ですから、もう20年近く前の

    【読書感想】ルポ路上生活 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】アナーキー経営学 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    アナーキー経営学 (NHK出版新書 715) 作者:高橋 勅徳NHK出版Amazon Kindle版もあります。 アナーキー経営学 街中に潜むビジネス感覚 (NHK出版新書) 作者:高橋 勅徳NHK出版Amazon 流行に乗じたタピオカ店のしたたかな戦略とは? 二郎系ラーメンやフグ釣り漁船から、寺社のサイドビジネス、転売ヤー、そしてネットワークビジネスまで――。会議室の外で生まれる「野生のビジネス」を経営理論で読み解くと、思わぬ合理的戦略が見えてきた! 身近な例から楽しく経営学のエッセンスが学べる一冊。 「経営学」と題したビジネス書には、急成長を遂げているベンチャー企業や大企業の新しい試みが採り上げられていることが多いですよね。 僕自身は「経営」に関しては、「面白いと思うし、興味はあるけれど、実際にやっている人に話を聞くととにかく大変みたいだし、とりあえず給料貰って働くほうが気楽だな」とい

    【読書感想】アナーキー経営学 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】電通マンぼろぼろ日記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    電通マンぼろぼろ日記 (日記シリーズ) 作者:福永 耕太郎フォレスト出版Amazon Kindle版もあります。 電通マンぼろぼろ日記 作者:福永 耕太郎三五館シンシャAmazon ベストセラー日記シリーズ最新刊!今回もすべて実話の生々しさ。 30年間にわたって広告代理店の最前線で汗をかいた著者による怒りと悲哀と笑いの記録。 ゴルフ・料亭・×××接待、クライアントは神さまです ~「今すぐに、俺が飲んでいる店に来い!」 大手電機メーカー・S社の宣伝部メディア担当である 田代部長からの電話だった。私はすぐにピンときた。翌朝の日経新聞に 掲載される予定のS社の広告割り付けの変更が彼の逆鱗に触れたのだ。 (第1章「知られざる電通の内幕」より)~ マスコミと電通が日をダメにした、などとネットではよく槍玉に挙げられている、日最大の広告代理店・電通。 電通の新入社員だった高橋まつりさんが、長時間の残

    【読書感想】電通マンぼろぼろ日記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    音 (新潮新書 1029) 作者:小倉 智昭,古市 憲寿新潮社Amazon Kindle版もあります。 音(新潮新書) 作者:小倉智昭,古市憲寿新潮社Amazon 「小倉智昭」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか? 舌鋒の鋭さ、ふてぶてしさ? でも、その実人生はアップダウンの連続です。吃音(きつおん)だった少年時代、局アナからフリーに転じた後の貧乏暮らし、22年にも及んだ「とくダネ!」MC、がん闘病……そんな「まさか」の人生を、「とくダネ!」コメンテイターで年の離れた友人・古市憲寿さんを聞き手に振り返ります。驚きのエピソード、イメージとは違う意外な面が続々! 今だから語れるあの時の音のホンネ 生い立ちから芸能界、死生観までしゃべった! 三途の川を見たことで人生観はどう変わったか? 吃音の少年が実況のプロに…「とくダネ!」の栄光と炎上 老後は思い通りにならないもの…。笑いあり涙ありの

    【読書感想】本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する (光文社新書 1297) 作者:山 圭光文社Amazon Kindle版もあります。 嫉妬論~民主社会に渦巻く情念を解剖する~ (光文社新書) 作者:山 圭光文社Amazon 嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。 僕自身、SNSをみていて、他人の幸運に対して素直に祝福できない気持ちになったり、誰かに「結婚して子どもがいるだけでも勝ち組」とか言及されて、「そんなに簡単なものじゃないんだよ……」と

    【読書感想】嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    経済評論家の父から息子への手紙: お金人生と幸せについて 作者:山崎 元GakkenAmazon Kindle版もあります。 経済評論家の父から息子への手紙 お金人生と幸せについて 作者:山崎元GakkenAmazon 【山崎元 最後の書き下ろし】「余命3カ月なら、ぜひやっておきたいと思った3つのことのうちの一つが書の執筆でした。(中略)息子にも、読者にも、書が経済と付き合う上で、いつまでも役に立つ『明るい人生のマニュアル』であり続ける事を、著者は心から願っています」(あとがきより) ●実際に息子へ送った手紙「大人になった息子へ」からできた作品。手紙原文も全文収録。 大学に合格した息子へ手紙を送ったことをきっかけに、闘病の中で新たに書き下ろし、書籍化。株式市場との付き合い方、最初の仕事の選び方、リスクとサンクコストについて、自分の人材価値とは・・・。人生をサバイブする戦略が満載。

    【読書感想】経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】カーストとは何か-インド「不可触民」の実像 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    カーストとは何か-インド「不可触民」の実像 (中公新書 2787) 作者:鈴木 真弥中央公論新社Amazon Kindle版もあります。 カーストとは何か インド「不可触民」の実像 (中公新書) 作者:鈴木真弥中央公論新社Amazon インドに根付く社会的な身分制=カースト。数千年の歴史のなかで形成され、結婚事・職業など生まれから規制し、今なお影響を与え続ける。カースト問題には、「不浄」とされ蔑視が続く最底辺の不可触民=ダリトへの差別がある。政府は2億人に及ぶダリトを支援する施策を打つが、その慣習は消えず、移民した世界各国でも問題化している。書はインドに重くのしかかるカーストについて、歴史から現状まで、具体的な事例を通し描く。 14億以上の人口を有し、「世界最大の民主主義国」と言われることもあるインド。アメリカ中国の派遣争いが続くなかで、今後の経済成長も予測されており、世界から注目

    【読書感想】カーストとは何か-インド「不可触民」の実像 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら 作者:株式会社TopCoatワニブックスAmazon Kindle版もあります。 芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら 作者:株式会社TopCoatワニブックスAmazon リアルな実体験談が何よりもの参考書!芸能マネージャー陣の知られざる半生とアーティストが気で語るマネージャーとは―――。 芸能マネージャーってどんな人がなっているの? 何を考えているの? どういう生活を送っている? 担当アーティストとどういう関係性? 「マネージャー」という言葉は聞くけれど、その実態はまだまだ知らないことだらけ。映画音楽・ドラマ・舞台・バラエティetc.様々なエンターテイメントのど真ん中に関わるこの仕事には、人と人との出会いが奇跡を呼ぶ嘘みたいな当の話が盛りだくさん。木村佳乃・中村倫也・佐々木希・松坂桃李・菅田将暉・萩原利久・杉野遥亮・夏子・

    【読書感想】芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】70歳のウィキペディアン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    70歳のウィキペディアン 作者:門倉 百合子郵研社Amazon ・司書にして70歳のウィキペディアン、図書館の魅力を語る。 ・人生がどんどん面白くなる ! ! ウィキペディアンに あなたもなりませんか? ・私は常々知識と経験が豊富でしかも時間のある高齢者こそ、男女を問わずウィキペディアンに相応しいと思っています。(「はじめに」より) ・やればやるほど、ウィキペディアの世界は奥深く際限がないことを感じます。(「あとがき」より) インターネット利用者で、『Wikipedia(ウィキペディア)』を知らない、見たことがない、という人はいないのではないかと思います。 僕も当によくお世話になっています。 歴史上の人物や事件について興味がわいて検索し、Wikipediaでその人の子孫や関連の事件などについて芋づる式に調べていくうちに時間が溶けてしまう、ということがよくあるのです。 「とりあえずWiki

    【読書感想】70歳のウィキペディアン ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書 1759) 作者:児玉 真美筑摩書房Amazon Kindle版もあります。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 作者:児玉真美筑摩書房Amazonにも、終末期の人や重度障害者への思いやりとして安楽死を合法化しようという声がある一方、医療費削減という目的を公言してはばからない政治家やインフルエンサーがいる。「死の自己決定権」が認められるとどうなるのか。「安楽死先進国」の実状をみれば、シミュレートできる。各国で安楽死者は増加の一途、拡大していく対象者像、合法化後に緩和される手続き要件、安楽死を「日常化」していく医療現場、安楽死を「偽装」する医師、「無益」として一方的に中止される生命維持……などに加え、世界的なコロナ禍で医師と家族が抱えた葛藤や日の実状を紹介する。 5年前に難病のALSを患う女性に依頼され殺害した罪などに

    【読書感想】安楽死が合法の国で起こっていること ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】イーロン・マスク(上・下) ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    イーロン・マスク 上 作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋Amazonイーロン・マスク 下 作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋Amazon Kindle版もあります。 イーロン・マスク 上 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋Amazonイーロン・マスク 下 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋Amazon スペースXが31回もロケットを軌道まで打ち上げ、テスラが100万台も売れ、自身も世界一の金持ちになった年が終わり2022年が始まったとき、マスクは、騒動をつい引き起こしてしまう自身の性格をなんとかしたいと語った。「危機対応モードをなんとかしないといけません。14年もずっと危機対応モードですからね。いや、生まれてこのかたほぼずっとと言ってもいいかもしれません」 これは悩みの吐露であって、新年の誓いではない。こう言うはしから、世

    【読書感想】イーロン・マスク(上・下) ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】昭和の青春 日本を動かした世代の原動力 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    昭和の青春 日を動かした世代の原動力 (講談社現代新書) 作者:池上 彰講談社Amazon Kindle版もあります。 昭和の青春 日を動かした世代の原動力 (講談社現代新書) 作者:池上彰講談社Amazon あの熱い時代「昭和」とは何だったのか。 学生運動、高度経済成長、新たな文化、繁栄の「陰」… 1950(昭和25)年生まれの池上彰氏が実体験をまじえて解き明かす! 書の構成] はじめに 第1章 青春の学生運動 第2章 青春の高度経済成長 第3章 青春の昭和文化・社会風俗 第4章 新たな時代を切り拓いた人物たち 第5章 高度経済成長と繁栄の「陰」 第6章 「昭和の青春」世代のこれまでとこれから 1950年生まれの著者・池上彰さんより、僕は20年くらいあとに生まれているので、50年生きているうち、昭和は30%、平成が60%、令和が10%くらいです。 昭和天皇が崩御され、小渕総理が『平

    【読書感想】昭和の青春 日本を動かした世代の原動力 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【映画感想】ナポレオン ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。 18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、2人の心は満たされないままだった。やがてナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すようにな

    【映画感想】ナポレオン ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来 (文春新書 1419) 作者:小泉 悠文藝春秋Amazon Kindle版もあります。 終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来 (文春新書) 作者:小泉 悠文藝春秋Amazon ウクライナ戦争から500日が過ぎ、 いよいよウクライナの反転攻勢が始まった。 しかしロシアウクライナ双方が苦戦を強いられ、膠着する戦線。 戦争の終わりは見えず、2024年のロシア大統領選を見据えると、 もはや4年目への突入が現実となりつつあるという。 この「終わらない戦争」、そして世界秩序の行方は――。 『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)、『ウクライナ戦争』(ちくま新書)に続くロシアウクライナ戦争の著者最新分析。 『ウクライナ戦争の200日』でも一つの核をなした高橋杉雄さんとの戦況分析を中心に、戦争がもたらした日人の戦争観や安全保障観の変化、終わ

    【読書感想】終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ 作者:酒井 聡平講談社Amazon Kindle版もあります。 硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ 作者:酒井聡平講談社Amazon なぜ日兵1万人が消えたままなのか? 滑走路下にいるのか、それとも…… 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、 日米の機密文書も徹底調査。 新聞記者が執念でたどりついた「真実」。 「僕は、硫黄島発の電報を受けた側にいた父島の兵士の孫だった。 『祖父の戦友とも言える戦没者の遺骨を土に帰したい』 13年前に一念発起し、政府派遣の遺骨収集団への参加を模索し続け、ようやく参加が認められたのだった。 僕の心には、あの電報があった。 『友軍ハ地下ニ在リ』 硫黄島の兵士たちは今も地下にいて、土からの迎えを待っているのだ。 電報を信じ、地を這うように玉砕の島の土を掘りまくった。 結果、僕はこれまでにどの記者も挑まなかった謎の解明に、執念

    【読書感想】硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言