
「『この世界では、何もしてもいいんだ、どこへ行ってもいいんだ』という気持ちにさせてくれるんだ。そしてその道中で発見したアイテムは、とてもユニークに感じられる」 これは、2018年に制作されたベセスダ・ゲームスタジオ(以下、BGS)のドキュメンタリーのなかで、トッド・ハワード氏が『The Elder Scrolls: Arena』(1994年)について語ったものだが、筆者が同作から29年後にリリースされた『Starfield』をプレイしてしばらく経ったときに、ふと、その言葉が頭をよぎった。 個人的に『Starfield』をプレイしていて一番好きなのは、宇宙を無邪気に旅しているなかで、なんとなく選んだ惑星に降り、その景色に魅了される瞬間だ。お気に入りの惑星を見つけたときには(資源はあまり気にせずに)基地を建設し、道中で一緒になったクルーたちを招き、しばらくの間はその場所を拠点にしてサブクエなど
2023年に最も落胆されたゲームは、おそらく『Starfield』である。 『Starfield』は2023年9月、Bethesda Game Studiosが手掛けた、宇宙を舞台にしたRPGだ。約7年、巨額の予算と膨大な人員というリソースが費やされ、さらに開発陣自ら「Bethesda史上30年ぶりの完全新規作」「1000以上の惑星となる宇宙が舞台」と大いにオーディエンスを盛り上げていたことで、2023年にもっとも期待される作品の一つとなっていた。 ティザートレイラーは再生数は1800万、高評価は8万を超える。しかしながら、実際に発売されると不評が目立ち、特にSteamでは約10万件のレビューのうち低評価は約4割で、賛否両論となっている。その他、メディアやユーザーレビューを見ていてもあまり芳しくなく、結果的に『Starfield』は前評判以上の成果を得られなかった……落胆と言っていい評価に
Tango Gameworksにてアーティストなどを務めた木戸健雄氏は6月14日、本日が同社での最終出社日であったことを明かした。本日をもって同スタジオが所属するゼニマックス・アジア株式会社が閉鎖されると伝えている。 Tango Gameworksにてアーティストなどを務めた木戸健雄氏は6月14日、本日が同社での最終出社日であったことを明かし、本日をもって同スタジオが所属するゼニマックス・アジア株式会社が閉鎖されると伝えている。これにより、ゼニマックス・アジアは「消滅」するという。 ゼニマックス・アジアは、マイクロソフト傘下のゼニマックス・メディアにて、アジア向けパブリッシングを担っていた会社だ。ゼニマックス・メディアといえば、Bethesda Softworksなどを擁する企業。ゼニマックス・アジアは『Fallout』シリーズや『The Elder Scrolls』シリーズのローカライズ
Bethesda Game Studios(以下、Bethesda)にて『Fallout 3』などに携わった元開発者が、『Fallout 3』開発発表当時の様子を述懐。シリーズ開発をBethesdaが受け継いだことにより、殺害予告なども多く寄せられたと明かしている。 『Fallout』は、核戦争後のアメリカを舞台とするRPGシリーズだ。核シェルター「Vault」などが登場する特徴的なレトロフューチャーな世界観や、ブラックジョークが散りばめられた作風を持ち味としている。初期のシリーズ作品はInterplay EntertainmentやBlack Isle Studiosが担当。またBlack Isle Studios を前身とするObsidian Entertainmentが手がける『Fallout: New Vegas』が、2010年にリリースされた。そしてBethesdaは『Fallo
このブログは一応のところゲーム系(妄想系?)というジャンルに入ると思われる。しかしながらこの数ヶ月ほど筆者はゲームをプレイしていない 正確には最後にプレイしたゲームはサイバーパンク2077のDLCであり、最後に購入した新作タイトルはスターフィールドである その後に発売されたバルダーズゲート3も最近発売されたドラゴンズドグマ2もプレイしていない ※最近はゲームのレビューをまったく書いていなかったので薄々わかっていた人もいると思うが 原因は一言でいうならばスターフィールドがクソゲーすぎたことによるPTSD(心的外傷後ストレス障害)……ではなく、ゲームへの興味が薄れてしまったことにある(スターフィールドのそれも一因ではあるけれど) エルデンリングにしても今年に入って起動したのは何かを確認するための1度か2度くらいである そんなわけで四ヶ月ほどゲームをプレイせずに記事を書いてきたわけだが、新年度と
ゲームというメディアを通じてのみ得ることのできる体験というものは間違いなく存在しており、本作はそういった体験をユーザーに提供してくれる作品のひとつである。だが残念なことに、それだけだ。自身がゲームであることを投げ捨て、あまつさえ提供したい体験を与えるための工夫も十分ではない。『Ghostwire: Tokyo』は魂だけしかない、肉体を喪失した虚ろな幽霊のようなゲームになってしまっている。 『Ghostwire: Tokyo』はBethesda Softworksより発売されたアクションアドベンチャーゲームである。開発はTango Gameworksが担当している。また、『DOOM』(2016)においてアニメーションディレクターを務め、プッシュフォワードコンバットやグローリーキルといった、特徴的な戦闘システムを手がけた原慎一郎氏が開発に参加している。プレイヤーは謎の般若面の人物によって引き起
ジェット・リョー @ikazombie 『Ghostwire: Tokyo』おもしろい! イケボの青年とイケボの守護霊(?)が悪霊と戦うお祓いFPS。東京じゅうの公衆電話に霊魂伝送装置が隠されてたり、全体トーンはホラーではなくギャグ多めのアクション。メタクリが低めだったのは日本人にしか分からないネタだらけだからでは…? #GhostwireTokyo pic.twitter.com/cAiOZHAenC 2022-03-22 13:24:02 ジェット・リョー @ikazombie #GhostwireTokyo そのほかの注目ポイント ・ベセスダ製ということでコスメアイテムでVaultスーツが入手可能(入手したとき叫んじゃった) ・犬猫を撫でられるどころか会話もできる。犬は基本全員アホで素直なことしか言わないので喋るたびに撫でてしまう ・ついにゲーム内にもコロナ対策の貼り紙が… pic.
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