14日から発生していた「e-Tax」へのログインができない等の接続障害で、国税庁は18日にアクセス集中が原因とする発表を行った(国税庁、ITmedia、日経新聞)。国税庁は当初の発表では特にアクセスは集中していないなどの見解を出していたが実際には違ったようだ。発表によれば、 申告データを国税庁のデータベースサーバに格納する際の処理や取り出す際の処理に極めて大きな負荷がかかり、処理パフォーマンスの低下が発生したことが上記事象の原因であることが判明しました。
14日に発生した国税庁の申告システム「e-Tax」の接続障害だが、国税庁は16日に「自宅等からの e-Tax による受信は遅滞なく行われています」とする発表を行った。ITmediaの記事によれば、国税庁からは障害が解消したというよりは、発表通りの表現(遅滞無し)が正しい」との回答があったという。要するに障害の原因は未解明のままであるとのこと。e-Taxを運営する事業社と原因の解明を進めるとしている(国税庁[PDF]、ITmedia)。 この障害が原因で申告が遅れた場合、国税庁は申告書に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」を明記すれば期限後の申請を受付するという。すでにfreeeなど一部の会計ソフトがこの延長申請に対応するサービスを開始したという。freee会計では「確定申告延長申請項目」が追加され、この項目を選択すると延長申請が行なえるようになったとしている。同じく会計ソフトを
本日3月15日は、2021年分の所得税などの確定申告期限となっているが、その直前となる14日に国税庁の電子申告システム「e-Tax」に接続障害が発生した。国税庁によると4日12時20分からe-Taxに接続しにくい状況になっているという。同庁はコロナ禍対策で確定申告会場の混雑緩和を図る目的から、e-Tax関係のサービスを強化し(関連過去記事、その2)、ネットからの申告を呼びかけていた経緯がある(e-Taxへの接続障害について(第一報)、ケータイ Watch、読売新聞、朝日新聞、日経新聞)。 同庁では原因は調査中としているものの、外部による不正アクセス等は確認されていないとのこと。その一方で日経によると14日のアクセス数は例年並みで、特に集中しているなどの事情もないと報じられている。同日に出された国税庁のリリース第三報[PDF]によれば、14日の21時時点でも混雑は解消されない事態となっている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く