ウクライナ、復興へ「もう一つの戦い」 世界最大の地雷汚染国―完全除去に750年の試算も 2024年02月22日07時05分配信 爆破処理するために集められた地雷などの爆発物=2022年10月、ウクライナ東部ドネツク州リマン近郊(AFP時事) 【キーウ時事】ウクライナはアフガニスタンやシリアを抜き、世界で最も多く地雷が埋められた国となった。その数は数百万個。「不発弾を含めた全体像はもはや推測できない」と専門家は語る。市民生活や経済の復興に地雷や不発弾の除去は不可欠で、ウクライナはロシアの侵攻後も長く続く「もう一つの戦い」に直面している。 義足の負傷兵「勇気与えたい」 東京マラソンに参加へ―ウクライナ侵攻2年 ◇1日2400発 「サムライ」というコードネームで呼ばれた元ウクライナ軍工兵がいる。「自分の命よりも、果たすべき使命を重視する。そういう日本の伝統文化や哲学に興味があった」。ウラジスラフ