[東京 25日 ロイター] - 任天堂(7974.T), opens new tab創業家の資産運用会社、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)は、東洋建設(1890.T), opens new tab株への株式公開買い付け(TOB)について、これまでの1株1000円を1255円に引き上げると提案した。新中期経営計画の実現可能性などが確認されることを条件としている。YFO関係者が明らかにした。 6月の株主総会を経て、東洋建設の取締役会はYFOが提案した取締役が過半数を占める体制となっている。YFOは、新取締役会への体制変更以降、真摯な交渉が可能になったとし、新中計の実現可能性が確認でき、かつ、重大な潜在債務の存在などダウンサイドリスクがないことが確認できることを条件として、1株1255円へのTOB価格の変更を提案したという。
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