コロナ禍の長期化によるテレワークの浸透などで様変わりした「通勤」のあり方。定期券代を支給しない企業も増えた。2010年代までは定員の2倍近い190%台も珍しくなかった通勤電車の混雑率は大幅に低下した。 国土交通省は7月22日、2021年度の都市鉄道混雑率調査結果を公表した。3大都市圏主要路線の平均混雑率は、東京圏が前年度比で1ポイント増の108%、名古屋圏が6ポイント増の110%、大阪圏が1ポイント増の104%と若干上昇した。一方で、前年度からさらにピーク時の輸送人員が5000人以上減った路線もあり、都市部の鉄道を支える「屋台骨」だった通勤利用が落ち込んだままほとんど戻っていない状況が明白となった。 2位に「西鉄貝塚線」、4位に「可部線」 混雑率は、ラッシュピーク時の1時間に最混雑区間を通る列車の輸送力(車両編成数×本数)と輸送人員(乗客数)に基づいて算出される。今回の調査結果に記載されて
グーグルが世界の主要路線の混雑状況を比較するランキングを発表した/TORU YAMANAKA/AFP/Getty Images (CNN) 米グーグルの地図サービス「グーグルマップ」に公共交通機関の混雑を予測できる新機能が加わり、同社はユーザーから寄せられた情報をもとに、世界の主要路線について混雑状況を比較するランキングを発表した。 グーグルマップの新機能では、世界200あまりの都市で交通機関の混雑状況をチェックできる。混雑度ランキングは2018年10月~19年6月にかけ、ユーザーから寄せられたラッシュアワー(午前6時~10時)の混雑情報を分析してまとめた。ユーザーの情報は匿名化した上で集約して分析を行った。 グーグルマップではユーザーに通知を出して、自分が乗っている列車や地下鉄、バスなどの混雑状況を報告するよう呼びかけていた。 米ニューヨークや東京の通勤客は、自分たちの利用する路線が世界
平成30年7月17日 本調査は、通勤通学時間帯の鉄道の混雑状況を把握するため、毎年度実施しているものです。今年度からは、「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」(平成28年4月20日交通政策審議会第198号答申)を踏まえ、東京圏の主要31路線等の路線について、ピークサイド各1時間の混雑率を新たに公表し、オフピーク通勤の推進を図ります。 都市鉄道の混雑率(注1)については、「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」(平成28年4月20日交通政策審議会第198号答申)において、引き続き、ピーク時における主要31区間の平均混雑率を150%にするとともに、ピーク時における個別路線の混雑率を180%以下にすることを目指すこととされています。 また、第198号答申で新たに「朝のピーク時のみならず、ピークサイド等の混雑状況について、「見える化」の検討を鉄道事業者において進めることが重要であ
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