ウルグアイから日本向けに輸出される牛肉および牛肉加工製品の家畜衛生条件が11月4日に改正された。これにより、ウルグアイ産牛舌の日本への輸出が22年ぶりに解禁され、11月19日には300キロの牛舌が日本向けに初出荷された。 ウルグアイ大統領府の発表によると、牛舌の年間生産量は3,200トンで、70%は輸出に、残りは国内消費に向けられている。日本によるウルグアイ産牛舌の輸入解禁は、ウルグアイ政府が過去2年間にわたって交渉した成果で、2022年10月のルイス・ラカジェ・ポウ大統領の訪日が鍵になったとしている。 2000年10月に同国アルティガス県において口蹄疫(こうていえき)の発生が確認された結果、ウルグアイ産牛肉の日本への輸入が停止された。その後、同国ではワクチン接種による防疫手法が導入され、2018年11月にはウルグアイ産生鮮牛肉の輸入が再開された。ウルグアイ政府は、その対象外だった牛舌の輸