少子化の影響で小中高校の在学児童、生徒が減少する中、大学生数が前年度より1万1,000人増えたことが、文部科学省の学校基本調査(速報値)で分かった。大学進学率が依然として上昇しているためで、進学率は過去最高を記録している。 それによると、全国の大学総数は777校で、内訳は国立86校、公立91校、私立600校。公立が2校増えたものの、私立が4校減ったため、総数は前年度より2校少なくなった。このうち、法科大学院も私立が3校減り、69校に減少している。短期大学は5校減って341校、高等専門学校は前年度と同じ57校だった。 在学者数は大学全体で287万3,000人。前年度より1万3,000人増えた。うち、学部生は256万7,000人で、前年度を1万1,000人上回った。 大学学部の女子学生は前年度より1万4,000人多い114万1,000人に達し、過去最高を更新した。女子が占める割合も44.5%と
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