講談社ブルーバックス編集部が、産総研の研究現場を訪ね、そこにどんな研究者がいるのか、どんなことが行われているのかをリポートする研究室探訪記コラボシリーズです。 いまこの瞬間、どんなサイエンスが生まれようとしているのか。論文や本となって発表される研究成果の裏側はどうなっているのか。研究に携わるあらゆる人にフォーカスを当てていきます。(※講談社ブルーバックスのHPとの同時掲載です。) 2020年2月26日掲載 取材・文 水品 壽孝、ブルーバックス編集部 東北地方を中心に古くから食されてきたホヤ。独特の風味があり、好き嫌いがはっきりと分かれるものの、ホヤ好きの左党にとってはたまらない酒の肴だ。このホヤがじつはかなり高等な動物であることをご存じだろうか。しかも、ホヤを研究することが、ヒトの神経ができる仕組みの解明にもつながるという。 今回は、このホヤの秘密を探るべく、産業技術総合研究所(産総研)の
![第27回 その道20年の研究者が語る、実はすごい「ホヤ」という生き物の秘密](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/daddea4d4b22f94d5df4e819b24a78d7dc561b23/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.aist.go.jp%2FPortals%2F0%2Fresource_images%2Faist_j%2Faistinfo%2Fbluebacks%2Fpic_27.jpg)