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  • きまぐれな日々 岩国市長選の結果とネオコン・ネオリベの大反転攻勢

    岩国市長選は残念ながら福田良彦氏が当選した。 http://www.asahi.com/politics/update/0210/SEB200802100009.html この朝日新聞の記事にあるように、「在日米軍の再編に伴う厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)への空母艦載機部隊移転の是非が争点となった」選挙であったとともに、安倍晋三の復権を賭けた選挙でもあった。福田氏有利と見られていた選挙だったが、井原前市長は選挙戦終盤で福田氏を急追し、大接戦に持ち込んだ。しかし一歩及ばなかった。 こういう地方選挙について、直前にブログで周りに合わせて騒いでも徒労に終わることが多い。人口の多い東京や大阪の知事選でもそうだった。ましてや、岩国市は人口15万人だ。ブログの読者にどれくらいの岩国市民の方がおられるかというと、当ブログの訪問者数は平日で2千人くらいだから、そのうち岩国市の有権者の方は、比例

  • きまぐれな日々 「防災の日」に思う - 読売新聞を右に大きく傾けた正力松太郎と渡邉恒雄

    私は子供の頃に漫画「巨人の星」を読んで育った世代だ。 この漫画で、「偉人」として名前が出てくるのが、読売新聞の社主だった正力松太郎だ。いや、漫画の世界に限らず、現実のプロ野球球団・読売ジャイアンツ(通称・巨人)が芳しくない事件(湯口投手の急死や江川事件など)を起こすたびに、「大正力」を引き合いに出して巨人が批判されたものだ。プロ野球には「正力松太郎賞」というのがあり、これは読売新聞が勝手に作ったものなのだが、プロ野球界にもっとも貢献した人が選ばれ、「プロ野球界でもっとも栄誉ある賞」ということになっている。 しかし、現実の正力松太郎はトンでもない人物だった。 そもそも、この正力はA級戦犯である。いや、起訴はされなかったから安倍晋三首相の母方の祖父である岸信介同様、「A級戦犯のなり損ね」という方が適切かもしれない。しかし、起訴されなかった裏には何かあったのではないかと勘繰りたくなる。 そして、

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    dosequis 2007/09/09
  • きまぐれな日々 ようやく「コイズミカイカク」の呪縛が解け始めた

    先週末のテレビ政治番組で、与党は失地を回復することができなかった。窮地に追い詰められた自民党の作戦は、「安倍自民党=改革者、民主党などの野党=抵抗勢力」という、一昨年の「郵政総選挙」の際にコイズミが利用した図式らしい。 当ブログにTBいただいたわこさんのブログ 「Dendrodium」 の記事 『国民が NO と言っても安倍氏続投の心算とは???』 で知ったのだが、塩崎官房長官が松山で行った参院選の応援演説の内容を東京新聞が伝えている。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007072302034914.html どんな結果でも安倍首相は続投 塩崎氏 塩崎恭久官房長官は二十二日、松山市で街頭演説し、参院選で与党が苦戦を強いられていることをめぐり「どういう結果が出ようともこの安倍改革の流れを止めてはならない。その意気込みでわ

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    dosequis 2007/07/26
    朝日は経済右派と。
  • きまぐれな日々 「地方切り捨て」の本性をむき出しにした安倍晋三

    17日のエントリでも紹介した、参院選高知選挙区の自民党現職候補・田村公平氏(60)による安倍晋三首相のスローガン「美しい国」への批判が波紋を広げているが、四国遊説を予定している安倍が、高知県での遊説だけを取り止めたというニュースには笑ってしまった。 さっそくブログで取り上げようと思ったら、ナナナナナント!きっこさんのお友達、美爾依(みにー)さんのブログ 「カナダde日語」 が、一足お先にこの話題を取り上げてくれていた(「中田英寿が参院選への投票を呼びかける動画」)。 さて、最新の朝日新聞の世論調査によると、自民党は一人区で大苦戦を強いられているという。 http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190567.html (リンクが切れている場合は、「kojitakenの日記」をご参照ください) しかし、四国の選挙区では依然として自

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    dosequis 2007/07/21
  • きまぐれな日々 高知県の自民党候補が政府の災害対策を痛烈に批判

    16日午前10時13分頃、新潟県と長野県で強い地震があり、新潟県長岡市、柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強を観測した。気象庁によると、震源は新潟県上中越沖で、震源の深さは約17キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定されるとのことだ。 震度6強は、速報で発表される震度としては最大だから、被害は相当なものだろうと思っていたが、やはりその通りで、被災地は甚大な被害に見舞われ、多数の死傷者を出した。被災された方々には、月並みな言葉だが、心からお見舞い申し上げる。 1995年に阪神大震災が起きた時、震災を報じるテレビのニュース番組で、震災の当日に早くもキャスターが「もしこの大震災が首都圏で起きたら」などと言っているのを聞いて、激怒したのを覚えている。今回も、被災者のことを第一に考え、遠隔地から不謹慎なことを言うのは厳に慎みたいものだ。 安倍晋三首相は、直ちにヘリコプターで現地入

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    dosequis 2007/07/21
  • きまぐれな日々 小沢一郎の覚悟と一人区でのおすすめ投票パターン

    昨日(7月8日)、フジテレビの「報道2001」を見ていたら、小沢一郎が「参院選の結果、野党で過半数を取れなかったら、私が政界にいる意味がない」と、党首を辞任するだけではなく、政界から引退することをほのめかす発言を行った。今朝のNHKニュースなどを見ていると、この小沢発言が与野党で波紋を広げているという。 私などから見たら、実によく理解できる発言で、小沢は現時点で与党を過半数割れに追い込むことに関しては自信を持っているのだと思う。しかし、過去にも投票日直前に情勢が変化したこともある。自民党の宣伝も活発化するだろう。そして、もし与党が過半数を守った場合、先の国会でもいやというほど見せつけられた安倍晋三の数の力に頼った強引な政治手法はさらに加速し、日という国自体が崩壊してしまう。そんなことになったら、野党第一党の党首である小沢一郎の責任はきわめて重く、代表辞任くらいで償えるものではない。だから

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    dosequis 2007/07/16
    やっぱ民主候補だな、、しかたないけど
  • きまぐれな日々 共同通信の参院選情勢分析を読んで思うこと

    参院選の公示は、来週木曜日、7月12日だ。この土日は、公示日前最後の週末であって、書きたいことを存分に書けるのも今のうちだから、思いっきり書いてみたい(笑)。 年金を争点にしたい勢力、左右から憲法を争点にしたい勢力、「具体的なことはわからないが、サワヤカなアベソーリのキャラクターを支持する層」をダマしたい勢力などが入り乱れた言論戦になっているが、年金も格差問題も自殺問題も憲法もすべて大事な争点だ。憲法にだけこだわりたい人たちは、年金なんて一、二年のスパンの問題だろうなどというが、そんな生易しい問題ではない。背後に財政投融資をめぐる闇がある。私は、財投の多くが不良債権化していて回収不能になっていると推測しており、これは、近い将来間違いなく大問題になる。『「民」の不良債権処理はずいぶん進んだが、「官」の不良債権処理は全然進んでおらず、より規模が大きく深刻なのはこちらの方だ』 とは、よく指摘され

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    dosequis 2007/07/09
  • きまぐれな日々 参院選民主党候補の憲法問題に対する認識

    「非国民通信」さんやこれお・ぷてらさん(「花・髪切と思考の浮游空間」)のブログ記事から、「インターネットを通じ、参院選への関心を高めてもらうための新企画」と銘打って毎日新聞のサイトに掲載されている「毎日ボートマッチ 『えらぼーと』」を知った。 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/ これは、毎日新聞社が参院選の候補者に対して実施したアンケートと同じ設問を、有権者に答えてもらって、候補者達の回答と比較することによって、有権者の考えがどの政党に近いかを示すという試みだ。 設問は21項目あり、格差問題、憲法問題、教育問題、年金問題、政治とカネの問題、環境問題などについて問われる。 私もやってみたが、私の考えに最も近いのが社民党で、次いで共産党、新党日、民主党、国民新党、公明党、自民党の順番だった。 こうし

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    dosequis 2007/07/09
  • きまぐれな日々 自民党が 「B層作戦」 を再開

    今日(7月5日)の「四国新聞」の記事「政局最前線」を見ると、参院選で劣勢が伝えられる自民党が、ダメージを立て直そうと局面打開に必死らしい。 記事によると、自民党は、『無党派層の支持離れをい止めるため、小泉純一郎前首相を東京選挙区応援に投入する方向で調整。佐藤ゆかり氏ら一昨年の郵政選挙で初当選した女性衆院議員のキャラバンによる激戦区回りも計画しており、"あの手この手" で巻き返しを図りたい考え』 だそうだ。 安倍晋三がよりにもよって小池百合子なんかを久間のあとがまの防衛大臣に据えたのは、小池が一昨年の総選挙で出身地の兵庫2区から東京10区に鞍替えし、「刺客」第一号として郵政民営化法案に反対した小林興起を葬ったことと無関係ではあるまい。つまり、安倍はついに「コイズミ人気」に頼り出したのである。 前記「四国新聞」の記事をさらに紹介すると、コイズミは 『7日に京都、滋賀で講演。東京選挙区では元女

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    dosequis 2007/07/08
  • きまぐれな日々 続々・おすすめリンク集

    昨日(6月27日)は、20日ぶりにブログの更新ができなかったにもかかわらず、「GIGAZINE」 経由のアクセスと、検索語「大村秀章」によるアクセスなどが多く、普段より多くの方にご来訪いただいた。大村秀章とは、いうまでもなく17日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、年金問題をめぐる民主党の長昭議員との論戦に歯が立たず、ひたすら長議員の発言封じに走る醜態をさらした自民党議員のことである。 但し、検索語「大村秀章」で引っかかる 当ブログの記事 からリンクを張っていたYouTubeの動画ファイルは既にすべて削除されている。おそらく、動画が 「きっこの日記」 からリンクを張られ、あっという間にアクセス数が5万件を超えたので、大村の醜態が広く知られることを恐れた勢力によって削除されたのだろう。 しかし、大村の動画はまだまだ生きている。『カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記』 の

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    dosequis 2007/07/01
    年金問題 安倍内閣
  • きまぐれな日々 「タレント候補」の集票力の低下

    非拘束名簿式比例代表制に疑問を投げかけた昨日のエントリには、SOBAさんから手厳しいご批判を、さとうしゅういちさんからはご支持をいただいたが、支持のみならず建設的な批判はもちろん大歓迎である。私は、議論がなされずにムード的に付和雷同してしまう傾向が、「AbEnd」にも見られるとかねがね思っていた。これは、一昨年の「郵政総選挙」でコイズミ自民党を圧勝させたと同じ体質が、政権を批判する側にも根強く存在することに他ならない。 また、私自身は好ましくない制度だと考えているが、「非拘束名簿式」が採用されている以上は、この方式の特質を活かした選挙活動をするのは当然であるとも思う。ただ、この方式には、金の力に恵まれている権力側に人気取りを許す危険が大きいことは、忘れてはならないと思う。 さとうさんは、衆議院の選挙制度にも問題があると主張されている。実は私も同じ意見で、昨日の記事でそこまで書きたかったのだ

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    dosequis 2007/06/27
  • きまぐれな日々 おすすめリンク集

    参院選の投票予定日まで40日を切り、参院選後に倒れる公算が強まった安倍晋三内閣にトドメを刺すための大事な時期にさしかかってきたのだが、あいにく業が忙しくなってしまい、ブログにあまり時間が割けない。そこで、今回もおすすめリンクの紹介記事で勘弁していただきたいと思う。 6月11日付 「きっこの日記」 のエントリ 『ついにバレたアベシンゾーの大ウソ』 で、安倍晋三が5000万件の「消えた年金」について、「1年以内にすべて調べる」と大見得を切ったのはウソだ、と指摘している。 きっこさんは、田岡俊次氏(ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員)の発言をその根拠としているが、田岡氏は「愛川欽也 パックインジャーナル」でこの発言をした。 これは、YouTubeでご覧になれるので、是非ご参照いただきたい。 【消えた年金】"一年以内の記録照合作業の完了"は嘘っぱち 1 http://www.youtube.co

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    dosequis 2007/06/14
    一年以内の記録照合作業の完了"は嘘っぱち
  • きまぐれな日々 戦争の記憶が、この国を特別なものにしてきた

    安倍晋三が総理大臣になり、「改正教育法案」を可決、成立させてしまった悪夢のような出来事があった2006年も、残すところ今日と明日の2日間だけとなった。 個人的には、今年は「AbEnd」の年だった。従来、掲示板政治に関する発言を行ってきたが、影響力が全くといってないのにしびれを切らし、ブログに参入したが、参入当時の今年4月は、権力によって耐震偽装事件やライブドア事件の追及が下火にされていた頃で、細々と声をあげているに過ぎなかった。それが、村上世彰逮捕、安倍晋三の統一協会への祝電事件などでようやくテーマが設定でき、発言を活発化させていたところに美爾依さんの「カナダde日語」が呼びかけた「AbEndキャンペーン」に応じ、反安倍晋三のブログ運動に深く関わった。 もともと私は、もう4年ほど前から安倍晋三なる政治家が大嫌いで、それも、生まれてこのかたもっとも嫌いな政治家といえるほど徹底的に安倍

  • きまぐれな日々 毎日新聞の報道 - 改正教育基本法は「改憲へのステップ」

    12月15日、ついに「改正」教育法が安倍内閣のゴリ押しによって成立した。 翌16日の「朝日新聞」は、一面で『改正教育法成立 「個」から「公」重視へ 制定後59年 初見直し』という見出しでこれを報じた。記事は、批判的なニュアンスを込めてはいるが、腰の引けた記事だ。そして、このところ社会面に移っていた「いじめられている君へ」という連載記事がなぜか一面に舞い戻り、漫画家・松零士氏の文章が掲載されている。あたかも法案の成立を祝するかのように。 二面以下をじっくり読むと、今回の「改正」基法案に批判的な記事が書かれているのだが、一面に松零士氏の「夢は大きいほどいい 人生を支えてくれる」などという見出しの文章が載っていると、まるで今回「改正」された教育法が、子供たちの人生を支えるかのような錯覚に襲われる。悪質な印象操作というしかない紙面になっている。 一方、「毎日新聞」は、二面以下の記

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    dosequis 2006/12/19
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