理化学研究所のリリースおよび別紙資料に詳細がありますが、理化学研究所の次世代スーパーコンピュータのシステム構成が決定されたとのことです。 同システムは理化学研究所と富士通・NEC・日立の三社連合で開発されており、スカラ部とベクトル部を持つ複合システムでLINPACK10ペタフロップスと言うところまではこれまで分かっていました。45nm半導体プロセス、光インターコネクトなどの採用、スカラ部とベクトル部双方共に世界最高の実効性能というところが新しい情報として見えてきたところのようです。各演算部を統合したスケジューラ、コンソールが提供されるそうで、あまり複合システムを意識することなく使用できるのかなとも思いますが、これ以上のことはさらなる詳細設計が出てこないと分からないかもしれません。