■2019年ノーベル経済学賞でも取り上げられたRCT2019年のノーベル経済学賞は ・アビジット・バナジー(MIT) ・エステール・デュフロ(MIT) ・マイケル・クレマー(ハーバード) の3名に授与されることになりました。 3人は貧困解消について理論よりも実践的な取り組みを優先し、数百万人の子どもを支援した功績が認められたとのことです。 また、ランダム化比較試験(RCT)という研究方法をいち早く開発経済学に応用し、漫然と教科書の提供や無料給食を実施しても効果が少ない一方、本当に手助けが必要な生徒に的を絞った支援をすると、全体の教育水準が大きく改善することなどをフィールドワークで突き止めた、とも記載されています。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/3-150.php 今回、注目されているRCTは、実証的根拠に基づく政策立案