7月11日、エーザイはアルツハイマー病部門のグローバルオフィサーで米国部門最高経営責任者のアイヴァン・チャン常務執行役が7月31日付で退任する予定だと発表した。写真は同社のロゴ。2018年3月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato) [東京 11日 ロイター] - エーザイは11日、アルツハイマー病部門のグローバルオフィサーで米国部門最高経営責任者のアイヴァン・チャン常務執行役が7月31日付で退任する予定だと発表した。同社では米食品医薬品局(FDA)によるアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の正式承認などを機に「次なるキャリアへの挑戦を決意した」(広報担当者)としている。 チャン氏は、これまでエーザイのアルツハイマー病部門を統括してきた。7日のレカネマブ正式承認に関する説明会では、医療機関で使用する体制を整える取り組みを強化しているなどと述べていた。退任後も一定期間は継続