HD DVD方式からの全面撤退を表明した東芝ですが、今後のビデオ展開は、 ハードディスクを中心としたHDD DVD方式を推進することを明らかにした。 ブルーレイ方式と競争をしていた当社ではあるが、敗退が決まった方式から 一気に競争相手を突き放す戦略に出た模様。ブルーレイは光学ディスク発展の制約を受け、 今後の容量拡大の進歩はあまり早くない。それに対してハードディスクの進歩は早く、 容量および使い勝手の面でも優れている。 その利点を生かし、また、従来の問題点でもあった、専用ハードディスクで なければ記録できないという点を廃止し、市販のハードディスクを使用できる 可換ケースを安価で供給するとし、ユーザの使い勝手を大幅に改善する。 (ケース付きHDDの供給も同時に実施) なお、懸念される著作権保護方式であるが、機器固有のIDが記録時にハードディスク に記録される為、可換方式とはいえハードディスク