IBMはLotusを中心としたLinuxベースの「マイクロソフトフリー」な企業向けデスクトップソリューションを展開するべく、Canonical(Ubuntu)、Novell、Red Hatとの提携を発表した。 ITMediaの記事によると、Lotus部門副社長ケビン・キャバノー氏の言として、「企業間でのWindows Vistaの採用がスローペースであり、CIO(最高情報責任者)は予算に敏感になり、あらゆる地域でMicrosoftフリーな新しいタイプのPCが成功している。このことから、Linuxには大きなチャンスがある」とのこと。「あらゆる地域」に日本が含まれているかどうかは気になるところである。 とはいえ日本国内において、日経マーケット・アクセスが6月に行った調査ではOpenOffice.orgだけでも試験運用が12.4%、運用中とあわせると22.6%であった。代替オフィス環境全体ではこ