総務省の調べによると、すでにブログやSNSを開設している企業は全体で4.4%にのぼり、2000人以上の従業者規模企業にいたっては9.9%、すなわち10社に1社が開設していることになる。 つまりは、もともとは消費者(コンシューマー)向けに開発された技術であるブログやSNSが、企業内でも活用され始めているのである。それでは、ブログやSNSが、企業活動にどのような効果をもたらしているのだろうか。 こうした点に関する議論が、先ごろ開催された「Business Blog & SNS World 07」の中のパネルディスカッションで展開された。パネリストには、個人ブログと広告主とのマッチングを図っているアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)の徳力基彦氏と、ブログを情報共有基盤として企業を支援するリアルコムの取締役最高マーケティング責任者(Chief Marketing Office)吉田健一氏が出
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