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<視点>「感染力弱い」で偏見はなくなるか…コロナ禍にハンセン病問題を考える 文化芸能部・谷岡聖史:東京新聞 TOKYO Web
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<視点>「感染力弱い」で偏見はなくなるか…コロナ禍にハンセン病問題を考える 文化芸能部・谷岡聖史:東京新聞 TOKYO Web
この春、ハンセン病の隔離政策の根拠となったらい予防法廃止から25年、国賠訴訟判決から20年がたっ... この春、ハンセン病の隔離政策の根拠となったらい予防法廃止から25年、国賠訴訟判決から20年がたった。報道や啓発パンフレットでは、よく「感染力は(極めて)弱い」と書いてある。偏見をなくす趣旨だと思われるが、ここには重大な落とし穴がある。折しもコロナ禍で迎えたハンセン病問題の節目に、病気と差別を巡る啓発の難しさについて考えたい。 まず確認しておきたいのは、ハンセン病は現代日本では完全に克服された病気ということだ。日本人の新規患者は年に1人いるか、いないか。その上で言えば、実は「感染力は弱い」は、科学的に正確な表現ではない。 病原菌の「らい菌」は増殖するのが非常に遅く、感染してもハンセン病を発症することはまれだと考えられている。しかし流行地域の疫学調査からは、一般的に思われているよりも感染性そのものは高いと推測されている。日本とは対照的に、インド、ブラジル、インドネシアなど世界全体では毎年20万