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官僚に芽生える被害者意識「自分たちはもう十分に身を切った」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
最近、霞が関を歩いていると、「自分たちはもう十分に身を切った」と真顔で語る官僚が少なくない。平均... 最近、霞が関を歩いていると、「自分たちはもう十分に身を切った」と真顔で語る官僚が少なくない。平均で7.8%もの公務員給与の削減が実施に移され、実際に手取りで数万円も減った。露骨に口に出しては言わないが、憤懣(ふんまん)やるかたない様子なのだ。(フジサンケイビジネスアイ) 「もうこれ以上、行政改革なんてたまらない。身を切るのは公務員ではなく、国会議員の番だろう」。そんな調子だ。 官僚の多くはいまだに、自分たちの給与は民間よりも低いと信じて疑わない。その薄給をカットするとは、と被害者意識に近い感情が芽生えている。 だが、国民の側からすれば話はまったく逆だろう。過去20年近く賃金が下落してきた民間企業を横目に、公務員給与はほぼ一貫して増え続けた。人事院の統計でも既に民間を上回っている。今回の7.8%の削減にしてもたかが2年間の限定だ。公務員給与の削減はまだまだ不十分、ということになる。 どうも霞
2012/05/18 リンク