9月の自民党総裁選では、連続3選を果たした安倍晋三首相(党総裁)陣営をめぐる「カレーライス事件」が内外の注目を集めた。投票直前の出陣式で提供されたカツカレーの数より首相が獲得した国会議員票が4票足りず、一部議員から「食い逃げした」と騒がれたものだ。選挙後、首相陣営の幹部が検証を進め、怪しげな容疑者も浮上したが、結局石破茂元幹事長に寝返った「犯人」にはたどり着けず…。事件は迷宮入りの様相を呈している。 事件の噂は、総裁選の開票を終えた20日夕から首相陣営の中を駆けめぐっていた。 「国会議員票よりカツカレーの数の方が多かったんだって。誰なんだろう。ちょっとひどくない?」 首相が3選を決めた直後、自民党本部の1階玄関で遭遇した知人の議員秘書から、記者はこんなぼやきを聞いた。 陣営の別の関係者に確かめたところ、首相に投票した国会議員数(329人)に対し、提供されたカレーの数が4皿多かった。つまり、
アメリカでは「文化の盗用」に関する議論が喧しい。ボストン美術館のキモノ体験についたクレームだとか、当事者であるはずの日本人から見ても「別にいいじゃん」と思わせられるようなケースさえあり、それ自体が差別的発想だという批判もあるくらいだ。実際、例の企画は、元々の画がジャポニスムをテーマにした画であり、その画の前で日本人ではない人がkimonoを着て写真を撮る行為は、むしろ「ある時代に存在したジャポニスム」そして「それを描いた画」という『オリジナル』を尊重した行為ですらある。たとえば日本人が着物を着てその前に立っても全く意味がないどころか、むしろそれこそ「オリジナルへの敬意を欠いた振る舞い」として批判されるおそれさえあるだろう(皮肉)。 (※ちなみに、時間のない方は、このあと太字部分だけ読めば大体の内容が分かります。) だが、そんな自分が、日本でしばしば気になって仕方ない「文化の盗用」がある。そ
人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き こちらの記事に賛同したので続いてみます。 確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振の採用とか。 はじめに素粒子分野は大きく分けて 弦理論 (string)現象論 (phenomenology)格子場 (lattice)素粒子実験に分かれています。これらの間には超えられない壁がありまして全てをまとめるのはちょっと難しいのですがなんとか書いてみます。 間違いを見つけたら教えてください。 論文事情素粒子の論文は全て英語で書かれます。国内雑誌としてはPTEP(旧PTP)がありますがこちらも英文です。当然どれも査読があります。 業績リストの論文(査読なし)には国際会議や研究会の proceeding を載せたりします。 素粒子分野には論文投稿前に arXiv に載せる慣習があ
たぶん、「キズナアイにKKKの服を着せること」を表現の自由と思ってるんですよね。 自由。 たぶん同じ間違いをなさっている方は多くいらっしゃると思うので、書きます。 それは自由ではありません。 なんでもやっちゃっていい、それが自由だ!という立場は、どういう立場か? 自由とは、自分がたてた規範に従うことである 自由ではない状態からどうやって自由になるのか? なんでもやっちゃっていい、それが自由だ!という立場は、どういう立場か? なんでもやっちゃっていい、それが自由だ!というと、これはなんかおかしいということに気づく方もいらっしゃるかもしれません。ただこれを理論化、言語化するとなるとちょっと難しいかと思います。 ひとまず、なんでもやっちゃっていい、それが自由だ!という立場は、それぞれ1つ1つの表現の内容については価値を認めない立場になるんです。すべては等価値だと。だからキズナアイにKKKの服を着
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