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  • 今週の本棚:渡辺保・評 『鴻池幸武文楽批評集成』=多田英俊・編著 | 毎日新聞

    大阪大学出版会・8360円) 厳正極める批評家の直言 珍である。珍だから高い。高いけれどもその値段の何十倍の価値がある。文楽に携わる人はむろん多少とも文楽に関心をもつ人には必読の書である。現に長い間文楽を見て来た私も今更のように目からウロコが落ちる思いがした。かなり専門的な側面もあるがよく読めば決してむずかしくない。すなわち鴻池幸武の考え方が明晰(めいせき)かつ透明、その上に具体的だからである。 たとえば文楽には「風(ふう)」という専門用語がある。その曲を初演した太夫の芸風を指す言葉である。ところがこれがなかなか摑(つか)みにくい。さる高名な太夫は風など関係ないという暴言を吐いたほどである。専門家にしてかくの如(ごと)く、素人である一観客の我々の手に負えるものではない。鴻池の親友であった武智鉄二には「風の倫理」という名評論があるが、名論ではあっても一点具体性に欠ける。それがこのでは

    今週の本棚:渡辺保・評 『鴻池幸武文楽批評集成』=多田英俊・編著 | 毎日新聞
  • GoToトラベルで「国民が完全に緩んでいる」 日医会長、自民党本部で | 毎日新聞

    医師会の中川俊男会長は19日、自民党部での会合で、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業について「国が推進することで国民が完全に緩んでいる」との認識を示した。 同日朝に開かれた自民党の「新型コロナウイルス感染症対策部」(部長・下村博文政調会長)の会合で言及した。中川氏は18日の記者会見でも、GoToトラベルが新型コロナの…

    GoToトラベルで「国民が完全に緩んでいる」 日医会長、自民党本部で | 毎日新聞
  • チコちゃんが叱られた?「野菜が不ぞろいじゃない理由」に農家から怒りのメール | 毎日新聞

    スーパーなどで売られている野菜の大きさがそろっているのはなぜか、知っていますか? 10月30日に放送されたNHK総合の人気番組「チコちゃんに叱られる!」で、その答えは「品質がそろいやすい種を使っているから」という説明が紹介された。ところが、読者からの情報の窓口「つながる毎日新聞」(https://mainichi.jp/tsunagaru/)に、農業を営む男性からこんな声が寄せられた。「番組では、大事なことが伝えられていません」――。一体なにが問題なのか。さっそく取材してみた。【五味香織/統合デジタル取材センター】 答えは「F1だから」? 「チコちゃんに叱られる!」は、5歳という設定の着ぐるみの女の子「チコちゃん」が投げかける素朴な質問に対し、ゲストらが思い思いに回答し、専門家による解説を紹介する番組だ。ゲストが誤った回答をした時に、チコちゃんが一喝する決めぜりふ「ボーっと生きてんじゃねー

    チコちゃんが叱られた?「野菜が不ぞろいじゃない理由」に農家から怒りのメール | 毎日新聞
  • 継承「強引人事」:「余裕とゆとり」がない菅政権が「相手を間違えた」迷走 御厨貴氏が読む任命拒否 | 毎日新聞

    菅義偉首相は日学術会議の新会員候補6人を任命拒否した問題で、「多様性が大事だということを念頭に、私が任命権者として判断を行った」と繰り返す。しかし、インタビューなどで数多くの与野党政治家と接してきた御厨貴・東京大名誉教授(69)には、学術会議を巡る問題は「余裕とゆとり」「多様性」を失った最近の自民党政権を象徴しているように見えるという。1990年代の政治改革から始まった政治主導やスピード重視の改革が、第2次安倍政権、そして菅政権へと継承されている。第2次安倍政権で天皇退位の有識者会議座長代理を務め、菅氏や杉田和博官房副長官をよく知る政治学者は、行き過ぎた改革がもたらす政治状況を危惧する。【聞き手・立野将弘】 任命権行使にこだわる菅氏 日学術会議の歴史は古く、49年に発足した。科学者が戦争へ協力した反省から、政府とは独立した一定の発言権を持たせた学者集団を作ろうと、初期の会員は学者による

    継承「強引人事」:「余裕とゆとり」がない菅政権が「相手を間違えた」迷走 御厨貴氏が読む任命拒否 | 毎日新聞
  • 人間ドキュメント・季節の人たち:/90 「加藤紘一」に聞きたかった「乱の真意」=森健 - 毎日新聞

    二〇〇四年十月の夕方、実家でぼんやりしている時だった。見知らぬ番号からの電話が鳴った。 「加藤紘一です。ちょっと電話、いいですか」 思わず落としそうになった携帯電話を持ち直した。元自民党幹事長の加藤氏だった。この年、加藤氏には二度取材で会っていた。 加藤氏は若くして防衛庁長官、官房長官などを歴任。九〇年代、小泉純一郎氏、山崎拓氏とYKKを結成すると「首相の座に一番近い男」と言われた。だが、森喜朗政権時代、内閣不信任案に賛成を明言、「加藤の乱」を起こしたものの周囲に止められ、乱は失敗。その後、秘書の問題で議員辞職もするなど失墜を経験していた。 そんな加藤氏を重ねて訪ねていたのは小泉政権の話が主だった。 この記事は有料記事です。 残り1030文字(全文1333文字)

    人間ドキュメント・季節の人たち:/90 「加藤紘一」に聞きたかった「乱の真意」=森健 - 毎日新聞
  • 三重大大学院元准教授 ドア23枚たたき壊す 「職場に不満」 器物損壊容疑で逮捕 - 毎日新聞

  • 萩原葉子「80歳の青春」 朔太郎の娘、遅咲きの作家 生き様示す写真や文章 前橋で企画展 /群馬 | 毎日新聞

    40代半ばで始めたダンスの写真や、鳥の羽根や木の枝などを使った創作オブジェの展示コーナー=前橋市千代田町の前橋文学館で2020年10月16日、鈴木敦子撮影 小説家でエッセイストだった故萩原葉子さんを特集する企画展「なぜ踊らないの―生誕100年記念 萩原葉子展」が、前橋文学館(前橋市千代田町)で開かれている。著名な詩人・萩原朔太郎の娘で、同文学館の萩原朔美館長の母親である葉子さんの生き様を示す写真や文章、数々の遺品などを紹介する。来年1月11日まで。 30代半ばで文筆活動を始め、2005年に84歳で亡くなった葉子さんは代表作の「父・萩…

    萩原葉子「80歳の青春」 朔太郎の娘、遅咲きの作家 生き様示す写真や文章 前橋で企画展 /群馬 | 毎日新聞
  • オンライン授業は「悪」なのか 対面授業5割未満の大学名公表の波紋 | 毎日新聞

    ビデオカメラなどを使用して進められるオンライン授業。「コロナ禍」によって全国の大学でこうした光景が見られた=2020年5月7日午前10時10分、矢頭智剛撮影 後期の対面授業が5割未満の大学名を公表する――。文部科学省が示した方針に大学関係者の間で波紋が広がっている。文科省は「オンライン授業を否定するものではない」と言うが、当の大学側には対面再開への「圧力」と映った。どうも評判の良くない印象のオンライン授業だが、当に望まれていないのか。【大久保昂/東京社会部】 「学生は危機的な状況」萩生田文科相が調査方針 萩生田光一文科相が大学名公表の方針を明らかにしたのは、10月16日の閣議後記者会見だった。8~9月に文科省が実施した調査で、後期の授業について「3割が対面」「ほとんど遠隔」などと答えた大学、短大、高等専門学校の計376校に対し、遠隔授業の比率が大きいことに学生が納得しているかどうかの認識

    オンライン授業は「悪」なのか 対面授業5割未満の大学名公表の波紋 | 毎日新聞
  • 若手を任命拒否した理由「若手が十分いない」 支離滅裂で混迷深めた菅首相の答弁 | 毎日新聞

    2日の衆院予算委員会で、日学術会議に関する政府・自民党と野党の議論は堂々巡りの展開となった。菅義偉首相は会員候補6人の任命を拒否した理由の説明で核心を避け続け、学術会議のあり方を問題視する自民党と歩調を合わせた。野党は「論点のすり替え」と反発を強め、首相への追及を続ける方針だ。 総務省課長の更迭とは「全く違う」 「いやいや、それはもう表になっている人ですから。それと今回の任命権とは全く違うんじゃないでしょうか」。首相は自著「政治家の覚悟」の中にかつて総務省課長を更迭した理由を述べた章があると立憲民主党の今井雅人氏から指摘され、6人の任命拒否理由を明らかにするよう迫られると、色をなして反論した。 今井氏は6人が安全保障関連法など政府の政策に反対したことと任命拒否理由の関連を追及。首相が「政府の法案に反対したからではない」とする一方、直接的な理由の説明を拒むと、「片方が話せて片方が話せないで

    若手を任命拒否した理由「若手が十分いない」 支離滅裂で混迷深めた菅首相の答弁 | 毎日新聞
  • 伊藤詩織さんが「虚偽告訴」「名誉毀損」? 「書類送検」報道を考える | 毎日新聞

    元TBS記者の山口敬之氏から性暴力を受けたと訴えるジャーナリストの伊藤詩織さんが、山口氏から名誉毀損(きそん)の疑いで告訴され、書類送検されたというニュースがネット上で流れている。今後は検察庁が起訴するか不起訴にするか判断するが、ネット上では「私は初めから、あの女性の言っていることは変だと思ってました」などと名誉毀損の成立を決めつけるような誤った書き込みが多くみられる。告訴後の書類送検は、どういう意味を持つのか。それに関する報道はどうあるべきなのか――。【大野友嘉子/統合デジタル取材センター】 民事、刑事の双方で争い 伊藤さんへの性暴力を巡っては、民事と刑事の双方で争われてきた。民事では、伊藤さんが訴えた損害賠償訴訟で、東京地裁が2019年12月、「性行為に同意はなかった」として山口氏に330万円の支払いを命じる判決(その後、山口氏側が東京高裁に控訴)を出した。山口氏側も、伊藤さんから名誉

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  • 特集ワイド:京都「三月書房」 書店文化担った70年 「知の小宇宙」に惜別 | 毎日新聞

    閉店した三月書房。閉じたシャッターには、往時の店内写真が「だまし絵」としてプリントされ、まるで営業しているかのように見える。中央に立つ店主の宍戸立夫さんが発案し、福岡伸一さんが製作に協力した=京都市中京区で2020年8月27日、南陽子撮影 独自の選書で読書家に名の通った京都の名物書店が、70年の歴史に幕を閉じた。1950年に創業した「三月書房」は今年6月にシャッターを下ろし、店頭での販売を終えた。文化人や研究者にファンが多く、知的好奇心を広げる原点になったと口をそろえる。著述家3人の言葉を借りて、往時の魅力をよみがえらせる。 背表紙から学んだ 福岡伸一さん 「週休七日、年中全休」。閉店を告げる張り紙からは、何ごとにも一家言ある店主の風情が伝わる。シャッター3枚分の狭い間口。生物学者の福岡伸一さん(61)は店に足を踏み入れる度、奥に広がる「知の小宇宙」を感じていた。 10坪の店内で、1万冊を

    特集ワイド:京都「三月書房」 書店文化担った70年 「知の小宇宙」に惜別 | 毎日新聞
  • 特集ワイド:学術会議問題◀◀井筒監督 若者よ、立ち上がれ キナ臭いよな 権力むき出しの暴力 | 毎日新聞

    温厚そうな「令和おじさん」が突如、強権的な「素顔」を国民にさらした。科学者の代表機関「日学術会議」の新会員候補6人に対する任命拒否問題である。なぜ除外したのか。菅義偉首相からの説明はまだない。この人は、この事態をどう見ているのか。歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる映画監督の井筒和幸さん(67)にご意見、伺った。 「何やらキナ臭いよな」。インタビュー序盤、井筒さんはメガネの奥の眼光鋭く、こう断じた。「キナ臭いってのはさ、何がどうなるやらよう分からんって意味でしょう。すぐ我々映画屋に負荷がかかるとかいう話ではないと思うし、直ちに表現の自由を奪うかは別次元の問題だしね。それでも、なんかキナ臭いって感じてしまうんだなあ」 8年ぶりの新作映画「無頼(ぶらい)」の封切りまで2カ月と迫った10月21日。若いスタッフが慌ただしげに作業をしている事務所内で、取材に応じてくれた井筒さんの表情が陰った。「映画

    特集ワイド:学術会議問題◀◀井筒監督 若者よ、立ち上がれ キナ臭いよな 権力むき出しの暴力 | 毎日新聞
  • 講談社の「本」休刊へ 理由の詳細説明は最終・12月号で 76年創刊 | 毎日新聞

    講談社は同社が発行するPR誌「」を11月25日発売の12月号をもって休刊すると、同社のホームページ上で発表した。 同社は休刊の理由について「市場状況と今後の展望について慎重に検討を重ねた結果」としている。詳細は最終号となる12月号で説明する。 同誌は1976年1月から刊行。「読書人の雑誌」を掲げ…

    講談社の「本」休刊へ 理由の詳細説明は最終・12月号で 76年創刊 | 毎日新聞
  • #排除する政治~学術会議問題を考える:「だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい」木村幹教授の痛烈投稿 その真意は | 毎日新聞

    だんまりを決め込んでいる人たちが生き残るんだったら、そんな学術会議はなくなったらいい――。日学術会議の任命拒否問題を巡り、木村幹・神戸大大学院教授(朝鮮半島地域研究)がこんな刺激的なツイートを投稿した。自身の所属学会で、学術会議の連携会員を務める複数の理事が声を上げなかったことに落胆したという内容だ。研究者の間で、既に国家権力に萎縮する空気が広がっているのだろうか。さっそく真意を聞いてみた。【金志尚/統合デジタル取材センター】 誰もがリスクを取りたくない 木村教授が理事を務める現代韓国朝鮮学会(会長=小針進・静岡県立大教授)は今月14日、任命拒否に関して「推薦通りの任命が行われないという不正常な状況に対しては、その混乱の是正を求める」とする会長声明を出した。学会によると、声明を出すかどうか全20人の理事で採決したところ、賛成16、反対1、棄権3で全会一致にならなかった。そのため、理事会声

    #排除する政治~学術会議問題を考える:「だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい」木村幹教授の痛烈投稿 その真意は | 毎日新聞
  • BTS所属事務所株の大幅下落続く ファンからも不満の声 | 毎日新聞

    韓国の文在寅大統領(左から3人目)にプレゼントを手渡すBTSのメンバー=ソウルの青瓦台で9月19日、AP 韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所「ビッグヒットエンターテインメント」の株価が大幅下落を続けている。韓国取引所に上場した15日には投資家が殺到して相場が過熱し、株価は一時1株当たり35万1000ウォン(約3万2000円)まで高騰した。だがその後は値下がりを続け、19日は前週末終値比5・7%安の18万9000ウォン…

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  • 人生相談:息子が自死、立ち直れず=回答者・高橋源一郎 | 毎日新聞

    3年前、息子が21歳で自死しました。失踪して遺書はなく、身元のわかるものも何も持たず、縁のない場所で死にました。偶然身元がわかり、私の元に帰ってきました。この死なれ方から立ち直ることができません。そんなに私が憎かったのか、なぜこんなことをしたのか、という気持ちから抜け出せず、3年たっても苦しくて仕方ありません。(52歳・女性) わたしの周りでも、何人もの、近しい人たちが、自ら死を選んできました。

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  • コロナ対策本部の実態「朝9時から翌日の朝9時までのシフトも」 厚労官僚座談会(下) | 毎日新聞

    厚生労働省などが入る中央合同庁舎5号館では、日没後も多くの部屋で照明が輝いていた=東京・霞が関で2015年7月31日午後8時20分、喜屋武真之介撮影 最近、休職・退職が相次ぐ厚生労働省の現役職員やOBが音で語り合う、職場環境にまつわる座談会の2回目。組織が抱える「深い闇」とは。【聞き手・阿部亮介】 組織や業務「マネジメントができてない」 ――厚労省を分割すべきだという話(注1)が長く議論になっています。組織の特徴や課題はどう認識していますか。 ◆A マネジメントが全体的にできていない感じがします。ある事象に対して説明して納得してもらうという営業マン的な個人の能力に重きが置かれています。政策の質を高めるために自分の組織の人間をどう使うのか、1次情報に触れる機会を増やすために業務を効率化してどう時間を作るのか、という発想がありません。私も現場の視察に行ってましたが、時間がなくて昔よりどんどん

    コロナ対策本部の実態「朝9時から翌日の朝9時までのシフトも」 厚労官僚座談会(下) | 毎日新聞
  • サスペンスの裏に男女格差への怒り 映画「本気のしるし」公開 深田晃司監督 | 毎日新聞

    日仏合作の「淵に立つ」(2016年)「よこがお」(19年)など人間ドラマで定評がある深田晃司監督の最新作「気のしるし」が公開された。主人公の男性会社員が、一人の女性との偶然の出会いから人生を転落していくサスペンス。「二人とも主体性が薄く何となく生きてきた。ただ、主人公は社会的地位があるが、女性はそれまで流されるように結婚、出産しており、状況も好転しない」と深田監督。底流には理不尽な格差に対する静かな怒りがある。 元は名古屋テレビの深夜ドラマだが、大反響を呼んで劇場化が決定。今年のカンヌ国際映画祭で公式セレクションにも選出された。会社員・辻一路を森崎ウィン、辻が出会う葉山浮世を土村芳(かほ)が演じる。

    サスペンスの裏に男女格差への怒り 映画「本気のしるし」公開 深田晃司監督 | 毎日新聞
  • 入試で女性差別、否認続ける聖マリアンナ医科大 「泣き寝入りはしない」元受験生が提訴へ | 毎日新聞

    聖マリアンナ医科大がホームページで公表した9月28日付の見解。「『一律の差別的取扱い』の事実はなかったものと判断しております」としている=牧野宏美撮影 女性であることを理由に入試で差別的扱いをされ精神的苦痛を受けたとして、聖マリアンナ医科大(川崎市)を受験した女性4人が14日、同大に慰謝料などを求めて東京地裁に提訴する。文部科学省は計10大学に対して男女差別などがあったと指摘しているが、同大のみが認めておらず、さらに客観的証拠を基に不正を認定した第三者委員会の調査結果が出た後も追加合格などの措置をとっていない。同様の訴訟は東京医科大や順天堂大に対しても提起されているが、被害弁護団は今回、聖マリ医大の姿勢が悪質として、慰謝料の請求額を増やす方針だ。医学部を目指し、約6年間浪人を続けている原告の一人が毎日新聞の取材に応じ、「差別があった事実を認めてほしい」と憤りを語った。【牧野宏美/統合デジタ

    入試で女性差別、否認続ける聖マリアンナ医科大 「泣き寝入りはしない」元受験生が提訴へ | 毎日新聞
  • ORICON NEWS:漫画家・まつもと泉さん死去 代表作に『きまぐれオレンジ☆ロード』など - 毎日新聞