デジタルアーカイブはイノベーションの源泉。 多様な分野での自然科学、理工デジタルアーカイブの活用はどのような知を生み出しているのか? オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベースやWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学分野における取り組みの事例を一望。 今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。 序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学) 第1部 研究データの活用にむけて 第1章 科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大澤剛士(東京都立大学) 第2章 研究データ利活用の国際的動向―世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所) 第2部 自然史・理工学DAの社会的活用 第3章 オープンサイエ