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  • 「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 4平方mにたった1人 | 毎日新聞

    「旧スタッフ」の男性准教授が作業する事務スペース。4平方メートルの広さしかない=札幌市北区で鳥井真平撮影 学生の指導ができなくなって、4年目の春が来た。 北海道大理学研究院の化学部門に所属する50代の男性准教授は2021年4月から、たった1人で研究を続けている。同じ研究テーマに取り組む同僚や学生は周りにいない。 関連記事は、以下のリンクからお読みいただけます。 <前編>「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 <後編>北海道大の教授会が「内部基準」作成 <解説>北海道大の「旧スタッフ」冷遇、背景にある旧弊と財政難 ※記事へのご意見、情報を情報提供フォーム「つながる毎日新聞」にお寄せください。 ノーベル賞出した名門で <2010年ノーベル化学賞ご受賞おめでとうございます> 札幌市北区のキャンパスに建つ研究棟に、ノーベル賞を受賞した化学部門のOB、鈴木章名誉教授をたたえるポスターが張られている。

    「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 4平方mにたった1人 | 毎日新聞
  • 市副議長、豪州・ダボ市長の娘にセクハラ行為 岐阜・美濃加茂 | 毎日新聞

    岐阜県美濃加茂市議会の永田徳男(のりお)副議長(71)が4月、姉妹都市の豪州・ダボ市の市長らを招いた歓迎会の2次会で、市長の娘の下半身にカラオケマイクを近づけるセクハラ行為をしていたことが7日、市関係者への取材で判明した。永田氏は毎日新聞の取材に「一生懸命に場を盛り上げようとしていた。不快な思いをさせてしまい大変申し訳ない」と陳謝した。 複数の関係者によると、ダボ市のマシュー・ディカーソン市長は4月3日、一緒に来日した家族らとともに美濃加茂市を訪れていた。同日夜に市内の飲店で開かれた歓迎会の2次会で、永田氏はカラオケで歌いながらディカーソン市長の娘の股間にマイクを近づけたという。 同席した別の市議が当時の様子を動画撮影しており、ディカーソン市長の娘がけげんな表情を見せる瞬間も写っていたという。藤井浩人市長や森弓子市議会議長らも永田氏の不適切行為をこの動画で確認した。 藤井市長は4月24日

    市副議長、豪州・ダボ市長の娘にセクハラ行為 岐阜・美濃加茂 | 毎日新聞
  • 「風呂キャンセル界隈」SNSで話題 うつ病当事者から困惑の声 | 毎日新聞

    <お風呂入るの嫌すぎて>と、ドライシャンプーを紹介する4月28日のX(ツイッター)への投稿。表示回数は750万回に上り、「いいね」も3万ついた=2024年5月2日、杉尾直哉撮影 「風呂キャンセル界隈(かいわい)」という言葉がSNS(ネット交流サービス)で広まり、X(ツイッター)で一時トレンド入りした。<面倒で入浴したくない>という投稿が発端とみられ、<わかる!>と共感する声のほか、<不潔><風呂ぐらい入れ>などの批判も相次いだ。うつ病などやむを得ない事情で入浴できない人もおり、当事者からは「入りたくても、入れないのに」との困惑の声が上がっている。 きっかけとみられるのは4月28日のXへの投稿。<お風呂に入るのが嫌すぎ>として、入浴しなくても使えるドライシャンプーを紹介した。3万以上の「いいね」が付き、引用する形で「風呂キャンセル界隈」というワードが登場した。 入浴を避けられるグッズや工夫に

    「風呂キャンセル界隈」SNSで話題 うつ病当事者から困惑の声 | 毎日新聞
  • お笑いの向こう側:アドリブがひらいた「最初で最後」の道 ほえろ!!マシンガンズ | 毎日新聞

    単独ライブ「最初で最後」で漫才をする滝沢秀一さん(左)と西堀亮さん。滝沢さんは西堀さんを「相棒。お笑いをやる上で必要。自分がやりたいこと以上のことができる」と話し、西堀さんは「26年やってきた相方。2人で一緒にやってウケる滑る。何にも似てる関係性はない唯一無二ではある」と話す=東京都千代田区の「よみうり大手町ホール」で2024年3月1日午後7時41分、前田梨里子撮影 3月1日、お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん(47)と西堀亮さん(49)が芸歴26年目にして初めての単独ライブを行った。その名も「最初で最後」。 幕が上がり、舞台に立つ2人に黄色い声援がなりやまない。1年前、こんな状況を誰が想像できただろうか。 アレンジした過去のネタと新ネタを披露した集大成。2人の生い立ちを振り返る、幕間映像に会場がほっこりした雰囲気に包まれる。一方で、漫才中には拍手笑いが何度も起こった。 打ち上げ会

    お笑いの向こう側:アドリブがひらいた「最初で最後」の道 ほえろ!!マシンガンズ | 毎日新聞
  • 猟友会が活動費横領の被害届 女性狩猟団体代表と連絡取れず 神奈川 | 毎日新聞

  • コモンエイジ:「訴えたいのは私たち」農園側が反論 イスラム女性にヘジャブ禁止 | 毎日新聞

    インドネシアから「特定技能」の在留資格で来日し、鹿児島県内の農園で働いていたイスラム教徒の女性が退職した。女性はヘジャブの着用を禁止された上、労働環境が過酷で「限界だった」と証言した。これに対し、農園の運営会社社長は2023年12月、毎日新聞の取材に「訴えたいのは私たちのほうだ」などと反論した。社長との主な一問一答は以下の通り。【平塚雄太】 ――女性はイスラム教で顔や後頭部を隠すヘジャブを着けるなと言われたのがつらかったと話しています。 ◆それをかぶっていると、(農作業をする上で)ちょっと視野が狭くなる。農業機械も使っている中で(指示が)聞こえない時もある。それで一応、日にいる時だけはやめなさい、取っておいた方がいいよという話をした。 ――業務中だけでなく、社員旅行中もつけるなと言われたそうです。 ◆私はその旅行には行ってない。ちょっとそれはわからない。 ――女性は、創業者の娘さんたちか

    コモンエイジ:「訴えたいのは私たち」農園側が反論 イスラム女性にヘジャブ禁止 | 毎日新聞
  • 石川・珠洲市長「市内の9割が全壊か、ほぼ全壊」壊滅的被害訴え | 毎日新聞

    2024年1月1日、石川県能登地方で最大震度7を観測する地震がありました。同地方では、23年5月に最大震度6強の地震が発生しています。

    石川・珠洲市長「市内の9割が全壊か、ほぼ全壊」壊滅的被害訴え | 毎日新聞
  • 里見香奈清麗、藤井聡太名人から大金星 駒落ちのハンディなし | 毎日新聞

    将棋の里見香奈清麗(31)が非公式戦「王位・女流王位記念対局」で藤井聡太名人(21)から白星を挙げたことが、31日に動画投稿サイト「ユーチューブ」での配信で公表された。駒落ちのハンディはなく、持ち時間に藤井名人10分、里見清麗1時間の差を付けた対局で、10月に8冠全冠制覇を成し遂げた藤井名人から女流棋士が大金星を挙げた。 対局は、王位戦と女流王位戦を主催する「新聞三社連合」加盟各紙の新春紙面を飾る毎年恒例企画で、王位と女流王位が対局する。藤井名人は王位4連覇、里見清麗は女流王位5連覇中で、両者が記念対局で対戦するのは4回目。過去3回は藤井名人が制した。

    里見香奈清麗、藤井聡太名人から大金星 駒落ちのハンディなし | 毎日新聞
  • 京都工芸繊維大副学長、論文5本に「自己盗用」の疑い 複数社が調査 | 毎日新聞

    京都工芸繊維大(京都市)の副学長が著者を務めた学術論文5に、研究グループとして過去に発表した成果を適切に引用せず使い回す「自己盗用」があった疑いのあることが、毎日新聞の取材で判明した。論文を掲載した海外の複数の出版社編集部は調査を開始。副学長はこのうち1について出版社に訂正を依頼したという。 学術論文には新規性のある未発表の内容を盛り込むことが重視される。自身の研究成果であっても、過去に発表済みのものを適切な引用なく再び発表することは「自己盗用」や「二重投稿」と呼ばれ、研究業績の水増しにつながる不正行為とされている。 毎日新聞は研究者の協力を得て、副学長が著者を務めた2000~06年の論文を調べた。論文の類似度をチェックするソフト「iThenticate(アイセンティケイト)」を使い、論文の内容の類似率を計測した。

    京都工芸繊維大副学長、論文5本に「自己盗用」の疑い 複数社が調査 | 毎日新聞
  • 「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞

    「作り手への迷惑行為が急増している」と語るアニメ監督の幾原邦彦さん=東京都三鷹市で2023年9月13日、宮明登撮影 「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」――。有名アニメ監督の元に、SNS(ネット交流サービス)を通じて心当たりのない「抗議」が寄せられた。相手は見ず知らずの女性で、仕事仲間にも同様のメッセージが届き、事態は関係するイベントの中止にまで発展した。監督は女性に賠償を求める訴訟を起こし、法廷に立った。胸中にあったのは「京アニ事件」と、業界の未来への危惧だった。

    「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞
  • ぎふ人物記:仏師・水野芳春さん(72) 「円空仏」のぬくもりを /岐阜 | 毎日新聞

    江戸時代の美濃国出身の修験僧、円空(1632~95年)。彼が残した「円空仏」に魅せられ、「円空彫り」を追究する岐阜市則武中の仏師・水野芳春さん(72)が、七福神の一つである「布袋(ほてい)」の大作を完成させた。水野さんがこれまでに彫った仏像では最大で、年明けに東京の寺院に奉納される。【立松勝】 水野さんが仏像を彫り始めたのは、土木会社を退職後の2002年から。病を患い、建設現場の監督から身を引いて苦悩する中、「ほほ笑み」を浮かべた優しい表情の「円空仏」に出合ったのがきっかけだ。 「私は円空さんの粗削りが好きで、1日1体を一気に彫る。こだわるのは、目と顔のほほ笑みです」。これまで17年間で彫った仏像は、3000体を超えるという。

    ぎふ人物記:仏師・水野芳春さん(72) 「円空仏」のぬくもりを /岐阜 | 毎日新聞
  • 科学の森:国民の安全脅かす「研究不正」 倫理向上願いサイト開設8年 | 毎日新聞

    研究不正など研究者の「事件」をまとめたウェブサイト「白楽の研究者倫理」の掲載記事数が3月16日に計1000となった。サイトは海外の研究者による不正事例を中心に掲載している。なぜ研究不正は減らないのか。運営者の白楽ロックビルさん(75)=林正男・お茶の水女子大名誉教授=に聞いた。 「研究界の研究公正と研究者の倫理を高め、維持するため、研究者の事件データベースを構築し、ネカト・クログレイ・性不正(セクハラ)・アカハラとそれらの事件を解説する」 サイトのトップページには「ネカト」「クログレイ」など独自の造語が並ぶ。ネカトは研究不正の「捏造(ねつぞう)」「改ざん」「盗用」のことで、三つの行為の頭文字から作成された。クログレイは専門家の間で不正(クロ)、不正とは断定できない行為(グレー)と評価が分かれる事例のことだ。

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  • ヒロミ「どういう意味があるのか分からない」“ジャニーズ全額タレントに”納得いかず(スポニチ) | 毎日新聞

    タレントのヒロミ(58)が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、同事務所が13日、今後1年間の広告や番組などの出演料に関して全てタレント人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないと発表したことについて言及した。 ヒロミは「芸能事務所としてのお金をもらわないで、タレントさんに全額っていうのは俺はよく分からない。どういう意味があってそれをやってるのか分からない。1年間はそんな長くもないし、何で期限を1年間にしたのか」と納得がいかない様子。 CM撤退が続いていることについては「(経営者が)今、頑張っている子たちに、これから“この会社をどうしていけばいいか”“被害者の人たちにこういう補償をしていこう”というのをみんなで話した方がいいと思う。“今いるタレントの全員の総意です。経営者だけじゃ

    ヒロミ「どういう意味があるのか分からない」“ジャニーズ全額タレントに”納得いかず(スポニチ) | 毎日新聞
  • 安住紳一郎アナ 最もやめてほしいことを告白「ネットニュースに書かれている放送内容を見聞きして…」(スポニチ) | 毎日新聞

    TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が3日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演し、最もやめてほしいことを告白した。 ロンドン在住のリスナーの「正規リスナーでなくてごめんなさい」というメールの書き出しを読み上げた安住アナは「私が“(リアルタイムの)関東でAMラジオで聴いている人が当のお客さまで、それ以外の人たちは、私は正直、2番手以下のお客さん”という発言をしたことに対して、凄く皆さん、心がザワザワしたみたいで。うーん。傷ついた方が多かったみたいで“私は、あたなが言う正規の客ではないんですが”みたいな感じの書き出しが多いですよね」と明かし、「でも私は、関東でAMラジオで聴いている人が1番のお客さんだって姿勢は崩したくはありませんね。(リスナーは)いろんな事情があるでしょうけどねえ、うーん」と話した。 6月25日の放送で、安住アナは、ユーモ

    安住紳一郎アナ 最もやめてほしいことを告白「ネットニュースに書かれている放送内容を見聞きして…」(スポニチ) | 毎日新聞
  • ウミガメ放流会、やめて 日中の放流「ほぼ死ぬ運命」研究会会長が訴え | 毎日新聞

    大きくなって帰っておいで――。こんな書き出しで盛んに新聞記事にされた、子どもたちによる日中の「ウミガメ放流会」への疑問が、関係者の間で高まっている。「日中に放流してもほぼ死ぬ運命。やめた方がいい」。奄美海洋生物研究会の興克樹会長(52)は、5月25日にあった鹿児島県とウミガメが産卵する沿岸の32市町村の県ウミガメ保護対策連絡協議会で訴えた。ふ化したカメの生き延びる可能性が大きく低下するためという。 興会長によると、卵からふ化したウミガメは24時間以内に沖まで出ないと、体力を失って生き残れない。自然状態では真夜中などに浜から一目散に泳ぎ出す。それが、日中まで待って放流すると、その段階で何時間もロスしているうえ、日中は魚や鳥の活動時間帯に当たり、大半が餌になるという。

    ウミガメ放流会、やめて 日中の放流「ほぼ死ぬ運命」研究会会長が訴え | 毎日新聞
  • 「まるで取り立て」私立校の部活で借金トラブル、元顧問の言い分は | 毎日新聞

    「説明不要 取り立てればよい」 無料通信アプリに残された不穏なメッセージ。これは貸金業者の話ではない。学校の話だ。ある名門校の部活動で起きた借金トラブル。毎日新聞に寄せられた内部告発から、その実態を追った。【寺田剛】 「学校の部活動で、活動にかかった費用を稼げなかった学年は借金を背負って卒業し、卒業後に未払い金を支払うという会計処理が常態化しています」 「しかも取り立ては、現役高校生が行うという異常さです」 読者投稿フォーム「つながる毎日新聞」に情報が寄せられたのは1月。疑惑の舞台は、私立の中高一貫校「芝中学・芝高等学校」(東京都港区)だ。 浄土宗の七大山の一つ、増上寺(ぞうじょうじ)の僧侶養成機関を前身とする同校は1906年設立。東京タワーや芝公園のほど近くに地上8階、地下1階の校舎がある。 男子校で、生徒数は1774人。浄土宗の教えに基づく「遵法(じゅんぽう)自治」が校訓だ。 生徒の

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  • 遭遇・救護した秋葉原無差別殺傷 消える体温、恐怖消えぬ15年 | 毎日新聞

    自らの経験をまとめた記録をもとに説明する西村博章さん=東京都千代田区で2023年4月25日、木原真希撮影 傷口を押さえる指の間からあふれ出てくる血の感触、少しずつ失われていく体のぬくもり--。15年前に見た凄惨(せいさん)な光景が、今も突然フラッシュバックすることがある。そのたびにしゃがみ込んで必死に呼吸を整え、震えが収まるのをじっと待つ。2008年6月8日、東京・秋葉原で刻まれた記憶は頭の中からも、この手からもいまだ消えない。 大学院生の西村博章さん(38)=愛知県豊明市=はあの日、男女7人が死亡し、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件の現場にいた。偶然、そこに居合わせた「バイスタンダー」として3人の応急処置に当たった。事件は被害者たちだけではなく、西村さんの人生も一変させた。 当時は茨城県内の大学で理学療法を学んでいた。事件当日は学会に参加するため都内を訪れており、友人に頼まれた買い物

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  • 科学ジャーナリスト賞に毎日新聞の2記者 福井大「査読偽装」報道 | 毎日新聞

    科学技術ジャーナリスト会議(室山哲也会長)は20日、優れた科学報道に贈る今年の科学ジャーナリスト賞に、福井大教授の「査読偽装」を巡る一連のスクープと報道を手がけた毎日新聞の鳥井真平・くらし科学環境部記者(42)、柳楽未来・大阪社科学環境部記者(42)など3件を選んだ。鳥井記者は2019年のハゲタカジャーナル…

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  • 「適正な研究活動を」文科省が大学などに通知 福井大査読偽装受け | 毎日新聞

    福井大教授が、他大学の複数の研究者と協力し、投稿した学術論文の査読に自ら関与する査読偽装をした問題で、文部科学省が国内の大学などの研究機関に対し、適正な研究活動に努めるよう通知を出したことがわかった。通知は3月24日付。 通知は同省科学技術・学術政策局長名で、同省から予算措置を受ける大学や民間企業など約2000の研究機関が対象。福井大が2022年12月、福井大教授の論文6で査読偽装が行われたと認定したことを受け、注意喚起した。 研究不正に関する国のガイドラインでは、査読偽装は、捏造(ねつぞう)や改ざんといった特定不正行為には該当せず、研究費の返還などの罰則もない。しかし通知では、今回の査読偽装を例示して「研究実績の不当な水増しにつながり得る、研究者倫理に反する行為に当たる」と指摘。近年では他にも、論文の二重投稿など、特定不正行為に該当しない不正行為が確認されているため、不適切な行為の調査

    「適正な研究活動を」文科省が大学などに通知 福井大査読偽装受け | 毎日新聞
  • 作家・詩人の富岡多恵子さん死去 87歳 小説「波うつ土地」 | 毎日新聞

    「波うつ土地」などの小説をはじめ、詩や評論、映画と幅広く創作し、戦後日を代表する女性作家の一人として活躍した富岡多恵子(とみおか・たえこ、名・菅多恵子=すが・たえこ)さんが8日、老衰のため死去した。87歳。告別式は11日午前9時半、静岡県伊東市川奈1256の19の法輪閣。喪主は夫で現代美術家の菅木志雄(すが・きしお)さん。 大阪市生まれ。幼いころから歌舞伎や文楽に親しみ、後に描くことになる庶民の愛憎を体得した。大阪女子大英文科を卒業。1958年、ドライな味わいの詩集「返礼」がH氏賞を受けて詩壇に認められ、61年に「物語の明くる日」で室生犀星詩人賞を受賞した。70年代に入ると小説を書き始め、83年には代表作となる「波うつ土地」を発表。男女の既成の役割からの解放を試みた。77年に「立切れ」で川端康成文学賞、97年に「ひ…

    作家・詩人の富岡多恵子さん死去 87歳 小説「波うつ土地」 | 毎日新聞