西森 秀稔 オンデマンドブックとして復刊しました。 岩波書店「新物理学選書」の一巻として刊行された本です。 スピングラスの理論と情報処理に関係したいろいろな課題との 関係を詳細に解説しています。「情報統計力学」という言葉を発明した本です。 正誤表はこちらです。 日本語版出版後の進展を取り入れ、大幅に加筆訂正して読みやすくなった英語版も、ぜひあわせてご覧ください。 7netでの書評 「すばらしい本です。著者の徹底的で強靭な思考が伝わってきます。そこにあるすべてが著者自身の計算結果であり言葉であることが確実に感じられます。固体物理を学んだ修士課程以上の学生なら容易に読みこなせるでしょう。最近最もおいしい、自然科学と計算機科学の境界領域に一気に飛び込める歴史的名著。」 1. 相転移と平均場理論--1 Ising模型 秩序パラメータと相転移 平均場理論 無限レンジ模型 2. スピングラスの平均場理