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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru (7)

  • 戦争がはじまる - 私の闇の奥

    福島菊次郎全仕事集『戦争がはじまる』(社会評論社、1987年)というがあります。もし、お近くの図書館にあれば開いてみて下さい。福島菊次郎さんは私より5歳年上、2015年に亡くなりました。私は終戦の年1945年の春に九州大学の物理学科の学生になりました。生き残れるとは思いませんでした。間もなく沖縄から九州に攻め上がってくる米軍を竹槍で迎える決心をした一人の愚かな愛国青年でした。 戦争で、一番酷い目に遭うのは我々です。福島菊次郎のを開かずとも、今では私もよく分かっています。我々は、これまでの歴史が示す限り、無辜の民ではありません。有罪です。戦争をしたという罪を犯しました。いつの世にも、罪がないのは赤ん坊たちだけです。 我々は、もう戦争をしないと誓った筈です。この戦争を止めなければなりません。戦争推し進めている人間たちは、確かに、我々よりはるかによく頭の回る人間たちです。彼等彼女等は実に巧

    戦争がはじまる - 私の闇の奥
  • 外国からの傭兵がウクライナ市民を丸め込んでロシアと戦っている - 私の闇の奥

    米国はプーチンがシリアからアサド大統領のシリア軍兵士をウクライナに運んで戦闘に参加させていると宣伝していますが、これは嘘でしょう。西側がシリア国内でアサド政府と戦わせている傭兵勢力、とりわけ、以前から悪名高いISISなどの獰猛な傭兵達をウクライナに運び込み、ウクライナ市民を丸め込んで、“悪漢”プーチンの侵略軍と戦わせているのが真実でしょう。状況証拠は充分にあります。 昔、ISISがしきりに話題になり始めた頃、日の専門家たちはISISが過激な宗教運動集団であると言っていました。私はシリア国内のISIS勢力が数百台もの石油運送大型トラックを連ねて、シリア国内産の石油をトルコに運び込んでいる航空写真をみた時から、専門家の見解に反して、ISISが傭兵的な集団であると考えるようになりました。自慢する気は毛頭ありませんが、今になってみると、私の見方の方が正しかったようです。 今年1月下旬、シリア北東

    外国からの傭兵がウクライナ市民を丸め込んでロシアと戦っている - 私の闇の奥
    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2022/03/17
    藤永茂さん(化学の有名な人)のブログこんな感じ... 「西側がシリア国内でアサド政府と戦わせている傭兵勢力...悪名高いISISなどの獰猛な傭兵達をウクライナに運び込み、...“悪漢”プーチンの侵略軍と戦わせている」
  • 岩波書店 - 私の闇の奥

    今から18年前の2001年3月、私は、『化学や物理のためのやさしい群論入門』(成田進さんと共著)というを岩波書店から出版してもらいました。そのの末尾の「おわりに」の中で、「書でカバーできなかった多くの事柄については、インターネットのホームページから読み取っていただくことができます」として いくつかの事柄をあげ、さらに加えて、「第2章のガロアの話の続きや群論的にも大変面白い分子サッカーボーリン(C60)のこと、対称性の破れ(broken symmetry)の話なども取り上げて、インタラクティブに書のホームページの充実を続けるつもりです」と約束してしまいました。 ところが、上に掲げた事項の良い解説を書くことの質的な困難さに加えて、私の生来の怠け心が頭をもたげて、ホームページの充実がのびのびになり続け、何とか長年の約束を果たしたのは、ほんの数日前のこと、20年に近い年月が流れてしまいま

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  • トーマス・マートンも暗殺された - 私の闇の奥

    この私のブログの記事『巨悪』(2015年11月17日)は短いので、全文を以下に再録します: ********** トーマス・マートンのエッセー集『RAIDS on the unspeakable』を入手して読み始めました。一度通読しましたが、あまりよく分かりません。マートン自身はこのエッセー集をRAIDSと呼びます。ごく仮に『闇の奥の奥への遊撃』とでも訳しておきましょうか。the unspeakableは「言葉にならない巨悪」のようなものを指しているのだと思います。このを開いて最初に出会うのはフランスの実存主義哲学者でキリスト教徒のガブリエル・マルセルの次の言葉です。: 「現今、哲学者の第一の、おそらく唯一の義務は、人間を人間自身から守ることである。:そうとは意識しないままに、あまりにも多くの人たちが屈してしまった非人道的行為へのあの異常な誘惑に抗い、人間を守ることである。」 マートンの

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  • “ストーリー”はもう沢山だ(4) - 私の闇の奥

    前回のブログに「はぐれ雲」さんから、私にとって大変勉強になるコメントを頂きました。『多事争論とは何か』から学んだことで一番びっくりしたのは、藤原帰一東大教授のアメリカ観です。4分間の発言を私も聞いてみましたが、「はぐれ雲」さんが引用しておられる部分を以下に写します。: ■ 筑紫さんがアメリカの政府に厳しいことを番組でもおっしゃってこられたんですけれどもね、それが、反米という態度じゃないんですね。アメリカがおかしくなっているって事に筑紫さん人が傷ついているんですよね。やはり進駐軍という形でアメリカがやってきて。それにあらたな希望を見いだした子供たちがいたわけで、その一人なんですよ、筑紫さんはね。アメリカ来あるべきものがあるとすると、それから外れちゃったようなアメリカというものを、ほんとに悲しんでいらっしゃった。 中略 ブッシュ政権の8年間ってのはアメリカ人を傷つけたんですよ。アメリカ

    “ストーリー”はもう沢山だ(4) - 私の闇の奥
  • アルンダティ・ロイ - 私の闇の奥

    遠くに住む親しい人から「読んでなければ是非」というコメントだけ付けて、二冊のが送られてきました。著者はインド人女性作家アルンダティ・ロイ(Arundhati Roy): (1) WALKING WITH THE COMRADES (2011, Penguin Book USA, 2012) (2) CAPITALISM A GHOST STORY (Haymarket Books, 2014) これまで一般のマスメディアが与えるインドのイメージしか持ち合わせていなかった私にとって、これは正に衝撃的な読書経験でした。英語で言えば、I am devastated となりましょうか、二重三重の意味で。まず、インドという国、インド人と呼ばれる人々についての私自身の絶望的なほど無知と謬見、次に、インド中央部の大森林地帯で進行している戦闘行為の極端な残酷さとそれを生み出している人間の巨大な欲望システ

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  • ISに金融制裁を - 私の闇の奥

    フリーメーソンへ告ぐ (通りがけ) 2015-06-01 20:18:08 「仏心忘己利他大和民族士農工商慈悲喜捨菩薩常民(エタを除く)とは」 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ※(「「蔭」の「陰のつくり」に代えて「人がしら/髟のへん」、第4水準2-86-78)ノ 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクヮ(喧嘩)ヤソショウ(訴訟)ガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒドリ(日照り)ノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハ

    ISに金融制裁を - 私の闇の奥
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