赤ん坊を抱いて木の枝を伝うMaiopatagium furculiferumの想像図(2017年8月8日米シカゴ大学提供)。(c)AFP/UNIVERSITY OF CHICAGO/APRIL I. NEANDER 【8月10日 AFP】ジュラ紀の地球に生息していた初期哺乳類は、すべてが恐竜を避けるために地面を駆け回っていたわけではなく、滑空していたものもいたとする研究結果が発表された。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された論文によると、約1億6000万年前の中国に生息していた絶滅哺乳類2種「Maiopatagium furculiferum」と「Vilevolodon diplomylos」の化石を調べたところ、前肢と後肢をつなげる翼のような皮膜の輪郭が確認された。 研究に参加した米シカゴ大学(University of Chicago)の声明によると、げっ歯類に似たこれら2種
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