日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて「進化」してきたことが、理化学研究所などの分析でわかった。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が何らかの理由で環境への適応に有利に働いたとみられるという。24日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。 体内でのアルコール分解には、「ADH1B」と「ALDH2」という2種類の代謝酵素が関わる。それぞれの酵素には、働きが強いタイプと弱いタイプがあり、日本人ではADH1Bの75%、ALDH2の25%が弱いタイプ。一方、欧米人などは、大半が2種類ともに強いタイプをもつことが知られている。 日本人2200人の全遺伝情報を解析すると、弱いタイプの酵素をつくる遺伝子のそばに、まれにしか見られない多数の変異が集まっていることが判明した。子孫に遺伝情報が受け継がれる際に、変異がこの遺伝子と共に失われずに蓄積してき
男子の憧れ変形ロボが現実に―。ソフトバンクグループのアスラテック(東京都千代田区)と三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICS(同江戸川区)の3社は、人型と自動車型に変形する大型搭乗ロボット「J―deiteRIDE」(ジェイダイト・ライド)の試作機を公開した。人型の全長は約4メートルで2人乗せて300メートル歩ける。車型の最高時速は60キロメートル。遊園地やイベントでの利用を見込む。 人型ロボの二足歩行と四輪走行、変形機能を全長4メートル、重量1・7トンの大きさで実現した。機体骨格はジュラルミン製。変形や歩行用に49の可動部を持つ。歩行速度は時速100メートル。内蔵電池で約3時間歩ける。 三精テクノロジーズの大志万公博副社長は「我々は子どもだましなものを作る気はない。誰でも乗れる安全性を早急に確立して事業化する」という。 BRAVE ROBOTICSの石田賢司社長は「将来、飛行し合体
大阪・キタの地下街「ホワイティうめだ」の待ち合わせ場所として知られる「泉の広場」の噴水が、2019年度中にも撤去されることになった。 半世紀にわたり姿を変えながら「都会のオアシス」として親しまれてきたが、地下街の改修工事で催事場に生まれ変わる見通しだ。 泉の広場は、ホワイティうめだの前身「ウメダ地下センター」開業8年目の1970年に完成。初代の噴水は天井のシャンデリアが特徴で、待ち合わせ場所として定着。81年完成の2代目は、水が流れ落ちる階段状の噴水を設置した。 現在の3代目は2002年完成の大理石製で、大阪市の姉妹都市、イタリア・ミラノ市の彫刻家の協力を得て、映画「ローマの休日」に登場する「スペイン広場」などを参考にデザインした。ただ最近は、見栄えのいい写真を投稿する「インスタ映え」を狙い、正月や、ハロウィーンなど季節の行事で、噴水を止めて飾り立てる機会も増えていた。
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