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ブックマーク / newswitch.jp (9)

  • キットカット、イシダの紙包装で脱プラスチックへ! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    【京都】イシダ(京都市左京区、石田隆英社長、075・771・4141)は、菓子類などの品包装に紙材の活用を提案する。主流のプラスチック包装材と、環境負荷が低い紙材の両方に対応した縦ピロー包装機を近く標準品として販売する。マイクロプラスチックによる海洋汚染の深刻化を踏まえ、身近な包装材を紙に変更できるようにして、脱プラスチックを後押ししたい考えだ。 ネスレ日(神戸市中央区)がチョコレート菓子「キットカット」の主力製品について、今秋出荷分から外袋を紙パッケージに変更し、世界から注目されている。この取り組みでイシダは包装機を担当。プラスチック包装材向けの従来機を大幅改良した。改良機を縦ピロー包装機「インスパイア」の標準品とし、国内外で展開する。 イシダは品や小売り向け計量・包装関連機器メーカーで世界2位。組み合わせ計量機などの多様な製品を手がけ、縦ピロー包装機の売り上げは年50億円規模で世

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  • 「有人宇宙飛行機」に賭けた情熱人生、機体とエンジン開発が佳境に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「諦めた時点で全てが終わり。挑戦し続けることで、道は必ず開かれる」ー。PDエアロスペースの緒川修治社長はこう語る。 同社は、ジェット燃焼とロケット燃焼が切替可能な独自エンジンを搭載し、高度約100キロメートルまで往復する有人宇宙飛行機「ペガサス」で、宇宙旅行や宇宙太陽光発電所の建設など、民需としての宇宙利用拡大を目指す宇宙機開発ベンチャー。現在、無人実験機による2020年の高度100キロメートル到達トライに向け、機体とエンジンの開発が佳境に入る。 パイロットの夢破れ 「理論的に達成できません」(開発担当)、「物理は変えられないが、そこにアイデアや工夫を入れたのか」(緒川社長)。愛知県碧南市にある同社R&Dセンターで白熱した議論が飛び交う。 これまでの実験室レベルの小型エンジンから、機体に搭載するレベルのエンジンへ大型化、機体もラジコン機を改造した簡易的なものから、全長10メートル、重量3ト

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  • 入手困難なヘリウム、お困りの研究機関支援へ東大が一手 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東京大学物性研究所は、1日からヘリウムガスの再液化事業を開始する。同研究所が所有するヘリウム液化装置を使い、回収したヘリウムガスを再液化して液体ヘリウムを企業や大学などに提供する。ヘリウムが入手困難で価格が高騰する中で研究機関への支援が目的。安定したヘリウム供給が期待できる。 利用者がヘリウムガスを持ち込む際に、ヘリウム純度が80%以上は1リットル当たり860円、純度が20―79%の場合、純度に応じて相談。月に5000リットルまで受け入れ可能。 ヘリウムガスは低温実験や化学分析などの基礎研究に必要。安定で熱冷却性能があり、半導体や光ファイバーなどの産業用途から医療分野まで利用されている。世界的に需給が逼迫(ひっぱく)しており、ヘリウムを100%輸入している日では輸入量が減少し、学術機関へ影響が出始めていた。

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  • 阪大がとうとう「指定国立大」に。その理由は?

    文部科学省から世界最高水準の研究や教育を目指す「指定国立大学法人」として指定追加された大阪大学。阪大は研究課題の探索段階から大学と企業が協働する「共創」を掲げる。1月に設置した共創機構が企業との大規模な組織間連携を推進する。2017年度に72億円だった共同研究収入を21年度に90億円、31年度は125億円を見込む。 研究では免疫学や共生知能システムなど4領域で世界的研究拠点の形成を図る。社会問題を意識した異分野融合研究やビッグデータ(大量データ)解析にも力を入れる。海外教育機関との連携も強化する。従来の産学連携研究の実績を生かすと同時に、基礎研究や人材育成、社会貢献などでも学外との連携を進め、知財と人材、資金の好循環を図る。 指定国立大には17年6月に東北大学と東京大学、京都大学、18年3月に東京工業大学と名古屋大学が指定を受けた。今回、阪大は計画を練り直して再申請が認められた。

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  • 航空機クラスターは「のこぎり発注」脱却の切り札になるか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    神戸製鋼所や日立金属などが出資する航空機部材メーカー、日エアロフォージ(Jフォージ、岡山県倉敷市)-。大型鍛造品の国産化を目指して2011年に設立されたこの合弁会社が、新たなステージを迎えようとしている。同社は現在、エンジンや機体、着陸装置部品に使用されるチタン合金やニッケル合金などの大型鍛造部材を量産している。 これまでは航空機の大型部材用の鍛造品は国内で製造できる設備がなく、海外企業に全面的に依存せざるを得ない状況だった。 このため神戸製鋼所、日立金属など6社の共同出資によりJフォージが設立され、世界最大級の5万トンプレス機を導入した。これにより、航空機のエンジン部品やランディングギアの製造を受注できるようになった。 生産現場でこうした設備を操作するのは岡山県で現地採用した社員たちだ。5万トンという国内で導入事例がないプレス機の操作を「試作品を作りながら学んでいった」と語るのはJフォ

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  • 男子のあこがれ現実に、人→自動車型の変形ロボットを実現 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    男子の憧れ変形ロボが現実に―。ソフトバンクグループのアスラテック(東京都千代田区)と三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICS(同江戸川区)の3社は、人型と自動車型に変形する大型搭乗ロボット「J―deiteRIDE」(ジェイダイト・ライド)の試作機を公開した。人型の全長は約4メートルで2人乗せて300メートル歩ける。車型の最高時速は60キロメートル。遊園地やイベントでの利用を見込む。 人型ロボの二足歩行と四輪走行、変形機能を全長4メートル、重量1・7トンの大きさで実現した。機体骨格はジュラルミン製。変形や歩行用に49の可動部を持つ。歩行速度は時速100メートル。内蔵電池で約3時間歩ける。 三精テクノロジーズの大志万公博副社長は「我々は子どもだましなものを作る気はない。誰でも乗れる安全性を早急に確立して事業化する」という。 BRAVE ROBOTICSの石田賢司社長は「将来、飛行し合体

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  • 人体の骨格・筋肉配置を模したヒューマノイド ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東京大学大学院情報理工学系研究科の浅野悠紀助教らは、人体の骨格関節構造や筋配置を模したヒューマノイド「腱志郎」と「腱悟郎」を開発し、人体との類似性を証明した。平均的な日人男性と同等の間接間距離(リンク長)と質量となる様に骨格を設計した。体を動かす際の学習原理の理解につながると期待される。 モーターでワイヤを巻き取ることで筋肉の収縮を再現した「筋モジュール」を開発し、全身に配置した。腱志郎は87個のモジュールで64カ所の関節、腱悟郎116個のモジュールで114カ所の関節を駆動する。 人体の解剖学的な知見と比較すると腱悟郎は平均リンク長は99・3%、平均リンク重量は116%と類似度が高かった。従来のヒューマノイドは二脚二腕の身体構造をもつものの、関節をモーターなどで動かし関節間は硬いフレームで構成していた。「腱志郎」と「腱悟郎」は人間らしい姿勢や運動ができる柔軟な身体構造を構築できた。

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  • これが新世代の信号だ!警察庁新仕様に対応した信号灯器 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    信号電材(福岡県大牟田市、糸永康平社長)は、警察庁の新たな仕様に対応した信号灯器(写真)を開発した。レンズを覆うフードをなくし、表面を曲面にするなどして着雪や暴風などへの耐久性を高めた。施工時の作業負担も考慮して軽量化した。初年度1万台強の採用を目指す。 開発した信号灯器は2017年2月の警察庁による信号灯器の仕様変更を受け、レンズの大きさを直径300ミリメートルから250ミリメートルに小型化した。体を前に15度傾けて太陽光による直接反射を軽減し、視認性を確保する。豪雪地帯などでは角度20度にでき、着雪を防ぐ。 筐(きょう)体にはアルミニウムを使用するなどして同社の従来製品と比べ約40%軽い約11キログラムに抑えた。大きさは高さ350ミリ、幅1050ミリ、奥行き88ミリメートル。 視認範囲を制限したインナーフード付きの製品もラインアップ。視認できる範囲を30度に狭め、Y字交差点など複数の

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  • 新幹線、新型車両「N700S」床下のヒミツ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    JR東海は2020年度に東海道新幹線に投入する新型車両「N700S」の開発を進める。床下の駆動システムのコンバーター、インバーターに炭化ケイ素(SiC)素子のパワー半導体を採用し、小型・軽量化する。顔である先頭車両の形状はシミュレーションと風洞実験により、風切り音などの騒音を数%減らす。 13年に投入した「N700A」以来の新型車両で、SiC素子は大手電機メーカー4社と共同開発した。SiC素子は発熱量が少なく、冷却機構を簡素化できるため、小型・軽量化が可能になる。 走行中の床下の風を取り込む冷却方式との組み合わせにより、1編成当たりの駆動システムの重量は、N700系の2割減の約47トンにできる。総合技術技術開発部の佐藤賢司車両制御チームマネージャーは「さらに軽量化できる」と限界まで挑戦する考えだ。 コンバーター、インバーターの小型・軽量化で、変圧器とひとまとめにするなど、床下機器の配置

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