日本では、映画が音楽コンサートやステージなどと同じライブ・エンターテインメントとして認知されてきたようだ。映画会社などで構成する日本映画製作者連盟が先月、発表した令和元年の映画統計によると、興行収入は2611億円で過去最高。観客動員も、目標の2億人に迫る約1億9000万人を記録するなど、いま日本映画業界は活況を呈している。 日本では、映画が音楽コンサートやステージなどと同じライブ・エンターテインメントとして認知されてきたようだ。映画会社などで構成する日本映画製作者連盟(会長・岡田裕介東映会長)が先月、発表した令和元年の映画統計によると、興行収入(興収)は2611億円で過去最高。観客動員も、目標の2億人に迫る約1億9000万人を記録するなど、いま日本映画業界は活況を呈している。 シネコンの増加 好調の主な要因の一つに、同一の施設内に複数のスクリーンを有する「シネマコンプレックス」(シネコン)