フィンテックスタートアップの Finatext ホールディングスは16日、東京証券取引所に提出した上場申請が承認されたと発表した。同社は12月22日、東証マザーズ市場に上場する予定で、大和証券が主幹事を務める。証券コードは4419。280万株を公募し、1,267万5,700株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは232万1,200株。 想定発行価格は1,290円で、時価総額はおよそ628.9億円になる。価格の仮条件は12月3日に決定し、ブックビルディング期間は12月6日から12月10日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は12月13日。有価証券報告書によると、同社の2021年3月期における売上高は27億5,137万円で、経常損失は7億5,761万円、当期純損失は10億1,256万円。 Finatext CEO の林良太氏は、東京大学経済学部卒業後、英ブリストル大学の Comput