「ほぼ日手帳2024」では、紙が変わります。その理由をご説明します。また、新しい紙「トモエリバーS」ができるまでを工場見学してきました。
国語辞典編纂者の飯間浩明さんは、 辞書に載せる言葉の例を集めるために、 テレビやインターネット、街歩きなどで つねに言葉や事象を観察しています。 ふとした時に気になる言葉と遭遇したら、 忘れないように手元の紙に鉛筆でメモ。 Twitterへの投稿や講演会では、 あえて手書きの文字を添えることで、 自分の意見であることを明確にしています。 「書く」ことが何を意味しているのか、 言葉の専門家の視点で考えていただきました。 プロフィール飯間浩明Hiroaki Iima 国語辞典編纂者。 1967(昭和42)年、香川県生れ。 早稲田大学第一文学部卒。 同大学院博士課程単位取得。 『三省堂国語辞典』編集委員。 新聞・雑誌・書籍・インターネット・ 街の中など、あらゆる所から 現代語の用例を採集する日々を送る。 著書に『辞書を編む』 『ことばハンター』 『つまずきやすい日本語』 『日本語をつかまえろ!』
ほぼ日手帳では毎年、 手帳についてのアンケートをおこなっています。 2019年のアンケートのなかに 「地球の歴史を ほぼ日手帳1冊にまとめています」 という回答を見つけました。 地球の歴史を? 手帳に? 5月、その回答を寄せてくださった たまきさんに取材し、 『ほぼ日手帳2020公式ガイドブック』に掲載しました。 そして、今年またメールが届きました。 「ガイドブックに掲載いただいたあの手帳ですが、 大晦日まで書ききりました。 自分で言うのもあれですが、 けっこうすごいものが完成したように思います」 1冊に46億年の歴史がつまった、 たまきさんの手帳。 あらためて見せてもらうことにしました。 ――そもそも、「ほぼ日手帳に歴史をまとめよう」 と思ったきっかけを、 あらためて話していただけますか? たまきはい。 私はテクノロジー関係の仕事をしているんですが、 最近の進化ってほんとうに早いな、と感
こんにちは、手帳チームのツルキです。 すこし前のことになりますが、 手帳にダイエットの記録をつけている方を 募集したところ、 たくさんのメールをいただきました。 どなたもとっても具体的に どんなことを書いているのかを 教えてくださいました! ぜひ参考にしてくださいね。 (わたしも参考にします!) 毎日食べたものを細かく記録しています。 その日にやったトレーニングも記録。 一日でどんなものを摂取し、 どのくらい運動したのかがが わかるようになっています。 特記事項は赤色で足しています。 また、年間スケジュールページに 体重変化がわかるようなグラフをつけています。 1日に食べたものを振り返ることができるので、 食事の内容を気をつけるようになりました。 おかげで1か月に1kgずつ体重が減っています。 (たかはし) 病院で習った食事記録を記入できる手帳を 探した結果、ほぼ日手帳カズンにたどり着きま
めざせ! みんなで「180度パタン」ほぼ日手帳で開脚部。先生は、“開脚の女王”Eiko先生(ミリオンセラー本『ベターッと開脚』著者) 手帳をきっかけに、ほぼ日の社内に 期間限定の部が発足しました。 その名も「ほぼ日手帳で開脚部」。 ほぼ日手帳の特徴のひとつ 「180度パタンと開く造本」のように パタンと足が開くことを目指し、 手帳に記録しながら1ヶ月ストレッチを 続けてみる部活動です。 体を柔らかくする方法を教えてくれたのは、 100万部突破の開脚本 『ベターッと開脚』の著者、Eiko先生。 さて、1ヶ月間みんなでストレッチを続けたら、 どんな結果になったでしょうか? 教わったストレッチ方法もご紹介しますので、 よければあなたもやってみてくださいね。
梅佳代さんと糸井重里が、 はじめてあったのは2008年のこと。 それから10年、ことあるごとに 「ほぼ日」と遊んでくれた梅さんが、 なんと、おかあさんになりました! というわけで、写真のこと、 お子さんのこと、このごろのこと、 糸井といろいろ話してもらいました。 いつものとおりに、楽しい会話。 雑誌『SWITCH』との共同企画です。 司会は『SWITCH』新井敏記編集長、 全8回、どうぞお楽しみください。 ※当日は、1月5日(土)にオンエアされたラジオ番組 J-WAVE『RADIO SWITCH』の収録を兼ねていました。 梅佳代(うめかよ) 1981年、石川県生まれ。 2002年、日本写真映像専門学校卒業。 在学中に〈男子〉〈女子中学生〉シリーズで 写真新世紀連続受賞。 2006年、初写真集『うめめ』(リトルモア)を刊行。 13万部を超えるベストセラーとなる同著で、 翌年第32回木村伊兵衛
みなさん、こんにちは。 去年の秋、とくに説明もなく唐突に始まった 『ネコが出ますよ。』を ご愛読いただき、ありがとうございます。 連載スタートから半年あまりが経ち、 おかげさまで 毎回、多くのアクセスを頂戴しております。 和田ラヂヲ『ネコが出ますよ。』第20話「せいっ!!」より ※クリックすると拡大します ただ、アクセス数はけっこうあるのに、 みなさんからの感想メールが、あまり来ません。 この半年で、たぶん5~6通でしょうか。 これだけ来ないのは、めずらしいほどです。 とりわけ、和田ラヂヲ先生ご本人にたいする ファンレターの類いに至っては、いまだ1通も。 和田ラヂヲ先生にはげましのおたよりを出そう! (写真は数年前のお姿) ギャグ漫画界では押しも押されぬ先生ですのに、 これは、どうしたことなのでしょう。 「ほぼ日」の読者には、 そのー、あんまり馴染みがないからでしょうか‥‥。 「和田ラヂヲ
2018年1月、 ほぼ日の学校が始動しました。 これからいったい、 どういう学校に育っていくのか。 そのプロセスの出来事や、 学校にこめる思いなどを、 学校長・河野通和が 綴っていきます。 ほぼ日の学校長 河野通和(こうの・みちかず) 1953年、岡山市生まれ。編集者。 東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業。 1978年〜2008年、中央公論社および中央公論新社にて 雑誌『婦人公論』『中央公論』編集長など歴任。 2009年、日本ビジネスプレス特別編集顧問に就任。 2010年〜2017年、新潮社にて『考える人』編集長を務める。 2017年4月に株式会社ほぼ日入社。 藤原道長の「今夜はサイコー!」 サラダ記念日が7月6日だとは知っていても、 『源氏物語』1000年紀だから11月1日は古典の日 ――なんてことは、「ほぼ日の学校」を始めるまでは知りませんでした。 『源氏物語』が宮中で多くの人に読
画家・山口晃さんに訊く「創作論」です。 2013年の春先に 「技術とは、なぜ、磨かれなければならないか」 と題して連載し、 好評を得たコンテンツの続編でありつつ、 その枠に収まることなく縱橫に広がっていく 第一級の「つくるとは、何か」論。 絵や美術を志す人はもちろん、 真剣にものをつくっている人、 真剣に人生に向き合っている人には、 きっと、何かが、突き刺さると思います。 対象をじっと見て、感じ、手を動かし、また見、 そうしてうまれた自分の作品に、 ひっきりなしに裏切られながらも、つくる。 絵を描くということが、 こんなにもスリルに満ちた営みだったとは。 担当は「ほぼ日」奥野です。お楽しみください。
買い物カートを引っ張りながら駆け足で、 我がアパートの入り口めがけて走り、 その人に近づきました。 その人は小包を抱えながら、 不在届けを書いていました。 不在届‥‥いくつもの体験を通して、 なるべく避けたい物になっています。 そして、 待ちに待っていた荷物がついに来た! という思いがつのって、 息を切らし、自分の名前を告げながら、 「その荷物は我が家あての物でしょうか?」 と急いでたずねました。すると、 「シニョーラ、 人と話す時はまず挨拶からではないかね?」 と言われました。 すぐに自分の無礼を詫びて、リプレイ。 「ボンジョルノ、その荷物は私あての物でしょうか?」 彼は無言で人の顔も見ず、 不在届を書き続けているので、 むっとした私は、 「人が挨拶したら、あなたも挨拶をしませんか?」 と火花を散らしてしまいました。 彼は不在届を入り口に貼り付けて、 返事もなしにそそくさと立ち去って行き
ジャパネットたかたの創業者である髙田明さんと、 糸井重里が対談することになりました。 生まれた年も日も近いふたりが、 「ものを売ること」「伝えること」について、 それぞれの考えを語り合います。 自分の売りになることは何か? アイデアを出すにはどうすればいいのか? 失敗を乗り越えるには? 決して「うまいことを言わない」、 ベーシックでぶれないヒントに満ちた全10回です。 ※この記事は日経MJ2017年8月7日号のために 収録された対談を、ほぼ日が編集し、掲載するものです。 髙田明(たかた あきら) 1948年、長崎生まれ。ジャパネットたかた創業者。 日本のテレビショッピングの歴史を切り開いたひとり。 2015年、ジャパネットたかたの社長を退き、 翌年にはテレビ出演からも引退。 現在は株式会社V・ファーレン長崎の代表取締役社長、ならびに 株式会社A and Liveの代表取締役に就任している。
生まれも育ちも東京の方は、 東京をどんな街だと思っているのか。 お話を聞きに行ったのは、 お笑いコンビ、オードリーの若林正恭さんです。 ご出身は中央区入船。 下町で育ち、荻窪周辺で青春を過ごした、 まさに「東京の子」です。 銀座を自転車で駆け巡っていた幼少期から、 六本木はプロレスのリングだという話まで。 クスクス笑ってしまう、 若林さん独特の東京への視点を 全6回でおとどけします。 「勝っても負けても居心地が悪い」 「いつでもどこでも白々しい」 前作『社会人大学人見知り学部卒業見込』で、 若林さんが吐き出した社会への違和感。 それは、 「競争しなきゃ生きていけないシステム上での、 悩みに過ぎなかったのではないか」と 若林さんは気がついたそうです。 経験したことのないシステムで生きている人たちに 出会おうと、一念発起、キューバへ旅立ちます。 そこでみてきた、社会、人間の生き方、感性、 キュ
みなさん、こんにちは。 すでに、ごらんいただいているかたも 多いと思いますが、 創刊19周年を迎えた本日から、 ほぼ日のデザインが新しくなりました! 10年ぶり‥‥くらいの、 ひっさしぶりのリニューアルとなります。 さらに、ほぼ日の膨大なアーカイブを たっぷり楽しんでいただくためにつくった スマホアプリも、リリースされてます。 どっちも、それぞれのチームが、 社内のみんなの協力や手助けを得ながら、 進めてきたプロジェクト。 ぜひ、くわしく知っていただきたいので、 そのふたつについて、 じっくりと、ご紹介していきますね。 10年ぶりのリニューアル! ホームを交通整理して、わかりやすく。 アーカイブも、たっぷり楽しめます。 今回のリニューアルの方針は、大きく2つ。 まず「読みもの」と「商品」という ほぼ日の「両輪」をなすコンテンツを、 わかりやすく分類すること。 そして 2000を超える過去の
今年の春のこと。 ある「ほぼ日」乗組員が 「このブログがとてもすごい!」と、 社内にメールを流しました。 それは、一人の女性が、 ご自身のお母さんのことを紹介した、 こんな内容でした。 「EUの大統領に会ってくる」 母の突然の一言には慣れているはずだった。 それでも驚いた。 「??!!」 「ラブレター書いたら返事が来て、 30分もママのために時間をくれるって!!!」 「???????????」 母は日本の田舎の普通のおばちゃんだ。 そんな彼女となぜ EUの大統領(欧州理事会議長)が会うのか? 母は6年前から「四国夢中人」という団体を立ち上げ (と言っても、母1人でやっているのだが) 四国とヨーロッパをつなぐ活動を行っている。 パリで行われるジャパンエキスポに 四国のブースを出展したり、 インバウンド事業として ヨーロッパのメディアなどを呼んで 四国の魅力を伝えるためのツアーを行ったり。 と
2年前のことになりますが、 ひとりで四国を海外にPRしている おもしろい女性が香川県丸亀市にいると知り、 「すごいお母さん、EUの大統領に会う」 というコンテンツでご紹介したことがありました。 その「お母さん」こと、尾崎美恵さんは 今もエネルギッシュに活動を続けているそうで、 最近では瀬戸内海のちいさな島々、 「塩飽諸島(しわくしょとう)」を舞台に、 ある夢を描いているそうです。 おもしろそうなので、お話をうかがってきましたよ。 前回同様、丸亀市出身の藤田が担当します。 2014年6月、 「すごいお母さん、EUの大統領に会う」 というコンテンツを掲載しました。 詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、 香川県に住む尾崎美恵さんという主婦が、 44歳で大学院に入学、 その後「四国夢中人」という団体を立ち上げ、 たったひとりで四国を世界にPRする活動をはじめ、 最終的にEUの大統領にまで会って
写真家の荒木経惟さんが 糸井重里の「顔」を撮って下さいました。 雑誌『ダ・ヴィンチ』の名物連載 「アラーキーの裸ノ顔」の撮影です。 撮られている間中、 糸井はずいぶん嬉しそうに見えました。 10分ほどの撮影を終えると 二人はその場で1時間ほど話しました。 そのようすを、 ほとんどそのまま、お届けします。 対話の端々に、8つ上の荒木さんへの、 糸井の尊敬を感じます。 あのときの、暖かかった場の雰囲気が 少しでも伝わったらいいのですが。 荒木経惟 Araki Nobuyoshi 1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。 1963年、千葉大学工学部写真印刷工学科を卒業後、 大手広告代理店電通にカメラマンとして入社。 1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。 1971年、自らの新婚旅行を撮影した 私家版『センチメンタルな旅』で写真家宣言。 1972年に電通を退社。写真作家として独立する
研究レポート32 鉄のフライパンとサビの科学。 ほぼにちわ、カソウケンの研究員Aです。 お料理の中でやっかいものの双璧といえば 「焦げ付き」と「サビ」でしょう! さーて、料理するかと取り出した 鉄のフライパンがサビていたら それだけでやる気激減‥‥ そんなことを言い訳にするなって? というわけで、今回は ただでさえ乏しい研究員Aのやる気を救うべく 「サビ」の話を交えながら 鉄のフライパンを使いこなすことを 目指してみましょう~。 鉄はサビやすいとは言いますが プロが使う中華鍋はサビとは無縁のようです。 実は、この「サビ」って単なる「やっかいもの」ではなく ナベやフライパンの奥深さを作っているのです。 研究員Aのような素人が鉄をサビさせてしまうときは 赤いサビができてしまいます。 これは、酸化鉄(lll)Fe2O3という成分です。 このサビ、粘着性に乏しいのですぐ剥がれてしまいます。 剥がれ
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