イカの水揚げ日本一の青森県の八戸港に今シーズン水揚げされた近海もののスルメイカの量は、昨シーズンより40%減って、この5年で最も少なくなりました。 このうち、主力のスルメイカは例年6月から翌年の1月までが近海ものの主な漁期で、今シーズンの漁は終盤を迎えています。 八戸市によりますと、去年6月から今月31日までに八戸港に水揚げされた近海もののスルメイカはおよそ7900トンで、前のシーズンより40%減って、この5年で最も少なくなりました。 この影響で、取引価格の平均も1キロ当たり520円と、昨シーズンの2倍以上に値上がりしています。 スルメイカは、今シーズン、八戸港だけではなく北海道の函館港などでも不漁となっています。 イカの生態に詳しい東北区水産研究所浮魚・いか資源グループの木所英昭グループ長は「気候変動に伴う生態系の変化やスルメイカが産卵する東シナ海の水温が低いため産卵が進まないことが要因
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