社会的強者であると同時に、裏では「使えない」「老害」「時代遅れ」「臭いし汚い」などと言われ放題なオジサン。オジサンはなぜ嫌われるのか? 現代版のイケてるオジサンになる方法とは!? 有名大学を卒業後、フジテレビに入社、ヒット番組やドラマ制作に携わり、海外にも赴任……誰もが羨む会社員人生を送っていた矢吹透氏(54歳)だが、今から4年前、50歳で早期退職制度に応募。現在は趣味の料理とエッセイの連載仕事をメインにのんびりと暮らしている。 「若い頃からクリエイティブな仕事への憧れがあり、テレビ局に入社しました。けれど、組織で評価されるには当然クリエイティビティだけでなく、政治手腕や外交スキルの高さも求められる。次第に体育会系のノリにも違和感を覚えるようになっていましたが、なんとか適応し、会社員としての責務を果たしていました」 ニューヨーク赴任中には当時のゲイリブ(ゲイ解放運動)の機運も受け、矢吹氏も
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