2010年3月に閉館となった大阪府立国際児童文学館の資料を引き継いだ、大阪府立中央図書館の国際児童文学館が、2010年5月5日にオープンするとのことです。府立国際児童文学館設立時の趣旨を引き継ぎ、資料の収集・保存・活用に努め、子どもの読書支援センター、児童文化の総合資料センターとしての活動を推進するとのことです。 大阪府立中央図書館 国際児童文学館 オープンします! http://www.library.pref.osaka.jp/central/jibunkan/index.html 参考: 大阪府立国際児童文学館は2010年3月で閉館、2009年12月末から休館へ http://current.ndl.go.jp/node/15222
大阪府の財政難による見直しで昨年12月末に閉館した府立国際児童文学館(吹田市)で28日、約70万点の資料や蔵書を府立中央図書館(東大阪市)に移す搬出作業が始まった。3月下旬まで続けられ、移設先での公開は5月上旬の予定。 この日朝から、業者が専用のラックに蔵書を次々と移し替え、2トントラックに積み込んだ。作業を見守った遠藤純主任専門員(41)は「文学館をつくった方々の思いを感じるだけにこの日を迎えて辛いが、今後も資料が良い状態で保たれるようにしたい」と話した。 また、文学館の周辺には、存続を求めて運動を続けてきた大学教授や府民ら約50人が集まり、搬出作業に反対の声をあげた。 文学館は、児童文学研究家の鳥越信さんが寄贈した約12万点の資料をもとに昭和59年にオープン。明治時代から現在までの貴重な児童書などを数多く所蔵し、研究機能もあわせ持つ全国有数の施設だったが、近年は入館者が年約5万人に落ち
更新が滞りましたが、Twitterを始めてから、ブログに記事を書くのが面倒になってきたことを白状せねばなりません。ブログは本と同じで、書きたい人は星の数ほどあれど、読者の大多数は自分の生活の現実から一時的に離れるためのツールとして物語を読みたいのだろうし、そうでなくても自分の人生の役に立つ情報が欲しかったり世の中にものを申すきっかけを探していたりしているのであり、それで何か間違っていることなどありません。ただいろいろと書いていて、単に自己満足に終わるのは別にいいとしても、きちんと文章にまとめるにはそれなりに時間がかかって、そのための時間を割くのは最近ちょっとしんどい。これまでもテニオハや係り受けが間違っていようが思いついたままに文章を垂れ流す方法を続けてきました。 これからもマンガ関係の発信は、自分の中で熟成されてきたら出す、ということを続けるつもりですが、「はてなの壁」を超えないと思った
大阪府の橋下徹知事は28日、大阪府立国際児童文学館(吹田市・万博記念公園内)の閉館後の建物の利用法について、府公文書館(大阪市住吉区)の書庫とする方針を決めた。来年度予算案に年2200万円の土地使用料と公文書の移転費用を計上する。 文学館は27日に閉館した。向川(むこうがわ)幹雄館長は府の結論について「書庫を万博公園に置いて大阪のためになるのか。もう一度議論して、文学館を残してほしい」と訴えている。 公文書館は現在、府の公文書のうち歴史的、文化的な価値のある約14万点を保管し、閲覧できるようにしている。だが来館者は2008年度で1520人と低迷し、活性化策が課題になっている。 文学館の建物は、利用せずに残せば年2200万円の土地使用料がかかり、解体・撤去すれば2億円かかるため、どのように使うかが焦点となっていた。公文書を移し、公文書館の土地と建物を来年度に売り出すことで、約3億円の売
大阪府の財政再建の一環で来年3月末での廃止が決まった府立国際児童文学館(吹田市)が、27日を最後に閉館する。子ども向けの絵本やマンガ、原画などの所蔵資料約70万点は府立中央図書館(東大阪市)に運ばれて保存され、来年5月ごろから一部資料は公開される。 国際児童文学館は、児童文学研究者の鳥越信さん(80)の所蔵資料12万点を元にして84年に開館。資料全体の約6割は研究者や出版社からの寄贈だが、廃止・移転に反対する作家や研究者、出版社側から移転後に寄贈が受けられるかは不明だ。 府は「3年程度の移行期間を経て、中央図書館司書による新たなマネジメント体制により、子どもの読書推進を強化する」としており、児童文学の知識のある専門員は大半が解雇されるため、これまで実施してきたワークショップなどの企画の運営も困難になる。また同館をめぐっては、鳥越さんらが寄贈した資料の返還を求めて大阪地裁に提訴している。【手
表紙にリンク 《大阪国際児童文学館のこれからを考えるシンポジュウム》報告 夕陽丘なら中央図書館移転よりこの10年でも10億円お得 児童文学館を旧夕陽丘図書館に移そう! 脇谷邦子 私は夕陽丘図書館で仕事をしていました。その夕陽丘図書館で児童文学館の準備が始まる(1979年秋から)ことになりました。夕陽丘図書館は大阪府立の二番目の図書館で1974年に誕生しました。前身の大原社会問題研究所との関連で社会科学関係が中心の図書館でしたが、自動車文庫で府内を回り、市町村図書館を支援する読書振興課があり、中之島図書館から特許サービスも移しました。障害者サービスや児童サービスもしていました。 広いスペースがあり敷地面積は約2700u、延床面積は6831uで児童文学館の二倍弱。地下一階と地上四階。書庫が八層で、2400u。書庫は児童文学館の約二倍あります。寺や学校、住宅・マンションも多く環境がよい文教
図書館問題研究会(ともんけん)がお送りするイベント情報や緊急ニュース、そして会員のリレーエッセイ。 大地震によって被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。 図書館問題研究会一同 [「市場化テストを考える府民の会」の船橋佳子さんから情報いただきました] 「大阪国際児童文学館のこれからを考えるシンポジウム」に参加してきました。主催は「大阪国際児童文学館を育てる会」です。 会場は、児童文学館に思いを寄せる人たちで連休最終日にもかかわらず一席の余裕もないほどびっしり埋まっていました。 以下、3時間ありましたシンポジウム内容の報告です。 1部:「陳情書」について提出および経過報告 「大阪国際児童文学館を育てる会」常任委員長畠山兆子さんより、8月24日に『大阪府立国際児童文学館の「旧夕陽丘図書館」(現大阪府立特許情報センター)への移転(提案)についての陳情書』提出に至るまでの経緯が話されました
去年の橋下徹知事就任以来、国際児童文学館は廃止か存続かを巡って議会で議論を呼び、与野党が全会一致して存続を求める請願書を採択したにもかかわらず、このたび、廃止が決まりました。 国際児童文学館はふつうの図書館ではありません。世界的にも類を見ないほど高い水準を持った資料群と専門の研究員を擁する研究機関なのです。来館者の多寡によってその価値が決められるようなところではないのに、「子どもの数が少ない」とか「漫画ばかり読んでいる」といった、まったくバックヤードを評価しない一面的表層的な感想で貴重な施設を潰してしまっていいものでしょうか。エル・ライブラリーのスタッフも国際児童文学館の現地での存続を求めてきましたが、このたび、廃止が決まり、誠に残念無念です。 12月27日が事実上の最終開館日となります。児童文学館が廃止されても、財団は存続するということですから、今後も児童文学の研究と普及に向けて頑張って
【当日の配布資料】(一部) 「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」(日程・経過報告・両館の役割) 「ワーキングプアを踏み台にする大阪版市場化テストの正体をあばく」(図書館問題研究会大阪支部) 「大阪府立図書館を民営化しないで!」(図書館問題研究会大阪支部) 「図書館を『市場化テスト』の対象事業とすることについて」(日本図書館協会 ※「日本図書館協会の見解・意見・要望」) 「大阪府立図書館への市場化テスト導入=民営化に反対し、再考を求める署名」(図書館問題研究会大阪支部・大阪府関係職員労働組合) 2月15日(日)、「大阪国際児童文学館と大阪府立図書館を考える集い」を開催いたしました。 この集いは、8万6千筆以上の署名や、府議会の請願採択(全会一致)などで示された多数の反対意見にも関わらず、橋下知事が進めようとしている大阪国際児童文学館の府立中央図書館への統合を食い止め、一方で市場
eoblogは 2017年3月31日(金)15:00 をもってサービスを終了いたしました。 長年にわたりご愛顧いただき誠にありがとうございました。
大阪府、万博公園を府営化へ 「財政負担なし」条件に - 47News http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060201000375.html 大阪府:万博公園、府営に 記念機構廃止容認 土地活用へ http://mainichi.jp/kansai/news/20090602ddn001010004000c.html 政府は07年、機構の廃止を閣議決定。08年9月に懇談会を設置したが、現在の運営形態を残すよう求める意見も強かった。一方、園内の遊園地「エキスポランド」は07年のジェットコースター死傷事故で閉園。跡地を含む公園内にJリーグ・ガンバ大阪の競技場や映画系テーマパークの建設案が浮上したが、具体化していない。 府は現状では、土地の活用が進まないと判断、廃止受け入れを決めた。 不透明な経緯をたどり今年度の廃止が採決された国際児童文学館の問題や、寄贈さ
知っている人は知っていると思うけど、二月二十五日のニュースが発端で、国際児童文学館のスレが2ちゃんねらーの手によって異常に伸びています。最新はこれ。 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235918939/ 2ちゃんねるなので、憶測とか単なるひがみとか、誹謗中傷、下手すれば名誉毀損みたいな書き込みが多いです。その余波で、加藤純子氏のブログhttp://blog.goo.ne.jp/junko_blog/e/7620ee1fcb1df059ea28f3bc678f2413が攻撃されるという事態も起きています。そういうのは、ひとまず相手にしないことを前提として、 中には傾聴に値する意見がまじっていることも事実です。 わたしは、ジドー文学者にもかかわらず、去年の五月二四日の記事で、はっきり「ハコごと存続」の署名にはのれないと書いています。だ
児童文学評論http://www.hico.jp/のメルマガ(2009/3/20号)は緊急アピール号でした。 メルマガの登録はこちらから。 http://archive.mag2.com/0000001208/index.html ここに、全文転載いたします。 ——————-(以下)—————- 先の当面存続請願を、全会一致で可決したにもかかわらず、自民・公明は児童文学館廃止案へと、なぜか急に方針を転換しました。 その理由に関しては、おそらく党の上層部から、(今後自民党の顔になってもらう)橋下に逆らうなとの指示があったのだと、ひこは勝手に推測しておりますが、真実は闇の中です。 とはいえ、署名、パブリックコメント、請願と、どれもが、知事の打ち出した廃止への反対を強く表明や決定したにもかかわらず廃止に向かうのは、異様な事態です。 知事は、何かというと、自分は府民から選ばれたことを強調しますが、
大阪府庁舎のWTC移転問題で、審議がズレにズレてきた、2月定例府議会ですが、23日の教育文化常任委員会において、第130号議案「大阪府立国際児童文学館条例廃止の件」は、自民、公明が賛成、民主、共産が反対、の立場をそれぞれ表明したのち採決が行われ、賛成多数で可決されてしまいました。これに先立って、共産は、平成23年まで廃止を先送りにする修正案(という理解でおそらく合っていると思います)を提出しましたが、否決されました。 続いて、今もまだ行われている(つい今しがた府庁舎移転案が否決されたばかりですが)本会議においても、先ほど、同様に、第130号議案は、自民、公明が賛成、民主、共産が反対、となり賛成多数で可決されました。 教育文化常任委員会で賛成多数で可決、となった時点で、自民から付帯決議を行うよう求める動議があり、次のような付帯決議が行われました。 【付帯決議】 大阪府立国際児童文学館の、中央
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く