山口県下関市と北九州市の中心部を結ぶ関門新ルートについて、国土交通省が調査費用として平成29年度に700万円を補助する。政府は平成20年度以降、同ルートへの予算を凍結しており、10年ぶりの復活となる。 調査は事業手法やルートについて実施する。総額は2100万円で、国のほか、山口、福岡両県と、下関、北九州両市が分担する。下関市の前田晋太郎市長は「国から技術的な支援をいただけるとの話もあり、実現に向け一歩前進した」と述べた。 関門新ルートについては昨年11月、石井啓一国土交通相が「計画が凍結された6海峡横断プロジェクトとは切り離し、一般のバイパス道路として必要性を検討する」と発言し、建設への期待が地元で高まっている。
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