アンドロイドには、通常直径3.5ミリのミニプラグを使ったヘッドセット端子が備わっています。「ヘッドセット」とはヘッドホンとマイクを組み合わせたもので、過去には、モノラルのものが多かったのですが、最近では、ステレオヘッドホンとの組み合わせがほとんどで、原則ステレオヘッドホンとして利用できるものになっています。また、ケーブルの途中にマイクを格納した小さなプラスティック部品があり、最近のものでは、ここにスイッチが組み込まれていることがほとんどです。ヘッドセット端子といいますが、多くの場合、ここにステレオヘッドホンを装着して使うことが多いかもしれません。 ミニプラグを使うヘッドホンは、携帯型のカセットプレーヤーの発展とともに普及しました。それまで、ステレオヘッドホンの標準は、標準プラグと呼ばれる直径6.3ミリの「フォーンプラグ」が使われていて、これをステレオ用に1つにしたのがTRSと呼ばれるタイプ