西田俊英(にしだ しゅんえい 1953年~)は、武蔵野美術大学日本画科に在学中から、再興美術院展に初入選し、以降さまざまな賞を受賞する現在活躍中の画家です。 1993年文化庁の新進芸術家海外研修員としてインドに1年間留学、秋野不矩同様にインドの風土に大きな影響を受けました。その後も訪問を繰り返し、人物・動物・風景を精緻に描いた作品は、どれも神秘的で聖なる雰囲気を湛えています。 本特別展では、秋野不矩、西田俊英の作品を一堂に会し展覧することで、インドに魅せられた二人の視点や対象の捉え方、描き方を対比することができます。 西田 俊英 NISHIDA Shunei 略歴 1953年 三重県伊勢市に生まれる 1977年 武蔵野美術大学日本画科卒業 1993年 文化庁在外研修でインド滞在 現在 日本藝術員会員、日本美術院同人・理事、武蔵野美術大学日本画科教授、広島市立大学名誉教授