ODAが何故日本の発展に貢献するのか分からない、という意見が多いようですが、ある国が日本からのODAを調達するとそれに関連した工事で日本企業が受注できる可能性が大きくなります。日系の建設会社、工作機械メーカー、商社などあらゆる日系企業の売り上げが伸びることになります。経済の発展が停滞し、需要の伸びない日本国内だけの仕事では企業の経営は成り立っていきませんし、日本経済もマイナス成長になります。そういう意味でODAの果たす役割は大きし、ODAを利用した国では日本のお陰で自国の経済が発展したと感謝されているのです。当然、中国のように感謝されないような国にはODAは使わない方がいいのですが、ODAを止めると日本への風当たりがもっと強くなり、日系企業は中国で仕事ができなくなると思います。つまり中国に対するODAは中国で日系企業が仕事をさせてもらうためのショバ代みたいなものです。中国へのODAを止める